テイオウゼミ

タイトルはセミの名前ですが内容は
住吉大社初辰まいりのことや
広島と大阪2拠点生活のことが多いです

入院4日目・手術日

2011年12月09日 | 浸潤性小葉癌・乳房再建

9時からの手術で、朝から絶食で~す。


手術前に家族が来てくれたので、買っておいた本を渡して、しばらく談話室で話して、手術の1時間前くらいだったかな、そろそろ弾性ストッキングを履いて、手術着にお着替え。



手術室までは歩いて行って、家族に手を振る。
執刀医に出迎えられて個別の手術室へ、
 「よろしくお願いします。」が精一杯の一言だった。

手術台にも自分で上がる、ベッドの足元が温かい。
吸入器をして、1.2.3の時点で麻酔が効いてた。

気が付いたら病室でした。まずしたことは、メール。
まず、学校にいる息子に「無事だと」連絡をしてほしいと、毎日、お見舞いに来てくれている友だちにメール。
心配してくれてる友ダチにもメール。
我ながら、すごい精神力っていうか、パワー。

電気毛布をしてくれているのですが、すごく寒い。


寒いのが終わると、熱が出てきた。
口をゆすぎたいが、近くに家族もいないので、自力で冷蔵庫の水を出して、口に含み、ゆすぐ。

ホントに気の利かない家族ばかり・・・

昼ごはんを食べて、ワインまで飲んでいたと云うから、呆れてしまった。誰か一人くらい残っててよね。

こんなんだから、夫君に対して鬼嫁になるんですよ!

息子が放課後になって地下鉄を乗り継ぎ病院に来た。
入院後、初めて会う息子ですが、こんな格好なので、びっくりさせたかな。
「ちゃんと取ってもらった?」
 「取られすぎくらいね。

誰も付き添う様子もないので、こちらからも要望しなかったら、全員帰宅していった。ショック。

2012.10.18記
甘えられる人はいいのですが、それが無理なうえに何でもできる人は、病気が分かった時点で、取り乱して気弱になって、何もできないフリを必ずして下さい。
フリでいいから、でないと周りの家族は気にもしてくれない。(我が家だけかな。

手術した日は、ベッドから出られないので、せめて、夜までは交代でソバに居てもらいたい。

2015.09.27記
手術をされる方でブログを見てくださった方へ
ブログを家族の方に読んでもらってほしいと思います。
LINEで送ちゃえ!って思います。
うちのオット君は退院した日に私が泣き叫ぶ姿を見るまで、全く私が困っていたことも苦しんでいたことにも気が付きませんでした。ビックリして「言ってくれたら良かったのに」って…
男の人は言わないとできないから、言って色々としてもらいましょう。
子どもには早く元気になるためにワガママさせてもらいましょう。
元気になってから、十分に恩返しすれば良いのだと割り切りましょう。
自分で何とかできると思って、何でもしてしまうと後から身体も心もツラくなっちゃう、そうなると周りにもっと迷惑かけることになると思って早めにSOSしてほしい。

ストレスになるかもしれないことは排除して手術に臨んでほしいです。


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