適当にゲームをしていたが特に盛り上がらず終了(笑)。
地元の男性が軽自動車で乗りつけてきて
一心不乱にゲームをプレイしているのを横目に退出。
友人がボソッと小さい声で。
「此処には娯楽がないのか?
オンラインゲームのほうが楽しいと思うけど。」
軽く毒を吐いているが妙に納得。
頷きながらお手洗いに。

『お笑いマンガ道場』でお馴染みの
『富永一朗』先生の描くお婆ちゃんのオッパイを思い出し
何となくノスタルジックに浸る…訳ないだろうがっ。
そんなこんなで我々の自販機レストラン潜入捜査は終わり
本日のメインディッシュでも喰らおうとするかの、ホホホ。
これからですよ、どうしても行きたかった場所は!!

移動中、段々と暮れなずむ世界。
鮮やかな夕焼けに感動しつつもドンドンと闇が訪れる。
それとは逆に車内は段々とボルテージが上がってきて
「ヒャッハー!!」と静寂をぶち壊すテンション。
トゲトゲしたバギーに二人乗りしてる訳ではない。

そうこうしているとお月様がふんわりと登場。
ムーンプリズムパワーメイクアップですわぁ!!(ハァ?)
月の光に導かれ何度も巡り逢う某美少女戦士より
月夜で人の革の太鼓を叩く某殺人鬼のほうが
我々にはお似合いだぜ、へへへ(狂)。

そして目的の場所に到着。此処は『ぐんま天文台』。
星に魅せられた人間が集まる場所である。
我々も弐月の岡山で星に魅せられた口である。
だから来たの!此処に来たの!!
しかし駐車場からまだ歩くのよ。

此の天文台まで続く細い坂道を歩かねばならぬ。
ほら、オーブ(?)が我々を招いている。
行きは良い良い帰りは怖い…か?
心許ない灯りを頼りに上ろうとするが
注意書きと共に鈴が横に置いてある。
イヤァ~な予感が的中。
奥さん、熊が出るんですってよ。 (´д゚lllノ)ノ ヒイィィィ!!
そりゃ、こいつはクマった(歳相応に親父化)。
熊は夜行性じゃなかったっけ?
此れからが活動時間じゃないかっ(汗)。

そんな悪い事ばかり考えるシチュエーションだよ。
他の見学者はいるとは思うがまだ誰とも遭遇せず。
暗い暗い此の道を二人きりで歩いていくのだ。
心細いよなぁ、罰ゲームかよっ。肝試しだよ、これじゃ。
浪漫を求めるには必ず試練があるんだな(壮大に考え過ぎ)。
遠くから見学者が持っている物かだろうか。
我々の行く方向の闇の先から鈴の音がチリ~ン、チリ~ン。
姿は見えないが後ろからも聞こえる鈴の音がチリ~ン、チリ~ン。
コッチのほうが怖いわっ。 ガクブル((;゚Д゚))
綺麗に舗装されてはいるが山道みたいなもの。
鬱蒼と生えている木々の向こうから聞こえてくる鈴の音。
妖怪か物ノ怪の類に遭遇した『水木しげる』の画の状況じゃん。


心細さをお互い励ますように慰めるようにどうでも良い
テキトーな話をしながら歩くと我々の視界に建物が入ってきた。
煌々と月明かりに照らされた建物が『ぐんま天文台』。
見えないものを見ようとして望遠鏡を覗くのだ!!(ん?)
~続く~