我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

一瞬は永遠であり、永遠は一瞬である -其ノ七-

~続き~






そんな市街地に戻る途中、近くに神社があるので寄ってみた。
まあ、此処にたどり着くにも道に迷い過ぎたが。
『菅原神社』。其の名の通り天神様を祀る神社。



それにしても遠野のトンボは人懐っこい!!
こんな至近距離で撮影しても逃げようとしない。
トンボって、こんなに警戒心の無いものだっけ?

むしろ峠道を下っている時から
色々な種類のトンボ達が入れ代わり立ち代わり
まるで道案内をするかのように周りを飛んでいた。


トンボを愛おしく思いながらも中へ中へと。
中には入って直様に衝撃を受ける。


じぇじぇじぇ!? (;゚Д゚)!


…まあ、岩手だからね。
こうなるだろう、驚きかたは(笑)。



田舎の山の中にある神社は当たり前なのかな?
社殿に続く坂道の両脇に立派な杉が並び其の杉から
地上に突きでた根が石段代わりに綺麗に続いている。
ま、少しは人間の手を加えてありますが。


初めて見る光景に衝撃と共に
人間の知恵と自然の雄大さに感動しながら進む。
…が、思いのほか傾斜がキツイので息が荒くなる(笑)。





なんとか辿り着くが人の気配が全くしない。
どうやら祭事の時以外は無人の神社のようだ。



(イメージ図)

多少は信心があって良かったと思う。
なかったら今頃、アレですよ。
鳥居の上から妖怪『おとろし』がプッチンプリンの様に
落ちてきて自分がペッチャンコですわ(わりかし本気)。



誰も居ない此の空間と一体化を試みようと
心を無にして、しばし一番大きい神木と思われる
杉の木を見上げるがいきなり襲撃を受ける。


ブ~ン、ブ~ン!!


よっ、待ってましたのいつも通りの蜂の襲来!!
まるで出て行けと言わんばかりに自分の周りをスクランブル発進。
今回はアシナガバチかジバチの類に襲われる。
完全に好意的な雰囲気ではない。寄らば刺す!!

最初はめげずに耐えていたが最終的に根負け。
「分かったらから参拝するまで待ってよ!!」
と蜂に何故か声をかけ足早に参拝。
そそくさと神社を後にする。

う~ん、上陸した怪獣もこんな心境なのだろうか?
別に危害を加える為に来た訳ではないのに。
そもそも何で怪獣側の意見なんだ、自分?



神社を出て市街地へ向かうが相変わらず迷う。
ケータイ電話の電池をケチって方位磁石を使用したせいだろうか?
いやいやいや、先人は方位磁石一つで大海原を航海したのだ。
俺にも出来る、きっと着くさ!!(大袈裟)



(イメージ図)

途中、自脱型コンバインと抜きつ抜かれつのデッドヒート。
早い話が移動スピードが同じなだけなのだが。
珍しいよな、きっと。
お互いチラチラ見ながら並走(笑)。

そして道に迷いながらも市街地に向かった結果。
こうなった。



~続け~
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