決してデモではない。
皇紀弐千六百七拾弐年壱月壱拾九日(木)

某美大に通ってる友人の卒業制作を見に
家を早めに出てやって来たと云う話さ!
高卒でしかも頭の悪い人間なので大学に対し劣等感を抱いてる自分が
大学の敷居を跨いだんだよ、もう緊張さ。((((;゚Д゚))))
数ある著名人を排出している此処の大学。
でも自分にはイラスストレーター(?)の『みうらじゅん』氏と
俳優の『六平直政』氏のイメージしかない(何でだ!?)

1年以上をかけ一人の女性を追いかけ撮り続けた寫眞。
被写体の女性の生き様・生きる力が寫眞を通して
ヒシヒシと伝わってきて感動すら覚えた。
伝わり過ぎて涙が溢れてきた。
寫眞を芸術として昇華出来たのは
ひとえに寫眞の中で様々な輝きを放つ『ゆの』さんの存在と
其の輝きを全て余すことなく撮影した友人の力、
其の輝きを倍増させた友人の感性に萬歳。
自分の周りには創作して新しい世界を創造する方々が多いのだが
一度でも真剣に聞いてみたいと思う事があるんだ。
完全に野暮な事なんだけどちょっと聞いてみたい。
「何で創るの?」と。
もう彼ら彼女らにとっては生理現象と同じで
無意識に其の手で何かを創り始めているのだろうな。
聞かなくても分かるがあえて聞いてみたい。
凡人以下の自分にとってはやっぱり聞いてみたい。
それにしてもキャンパスって迷宮みたいだな。
地図がないと分からんぞ。
あー、隠れんぼしたい(幼稚)。

行きも帰りも玉川上水を歩く。テクテク。
腐葉土となりかけてる落ち葉のモフモフした感触を
足の裏で感じながら歩き楽しくなる。
樹木のところどころに巣箱が設置されていて
どんな鳥が住み着くのかと想像して歩くだけでも面白い。
春や秋に来てみたいなー。

所々に昔の下水道管だろうか。顔を出してる。
此の土管に『お笑いマンガ道場』でお馴染みの
今は亡き鈴木義司先生が顔を出しているのを
想像しながら歩くだけでも…年齢がバレる(笑)。

猫発見!! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
「ほっといてくれよ…。」「こっち見んな。」
そんな感じで目も合わせようとしない。いけず~。

面白い模様の此の子は自分に興味を示し近付いて来たが
急に軌道修正、そして遥か彼方へ…。
何を感じ取ったんだ?闘気か?(ラオウではない)


駅前の感じ。のどか。
下町とは違う昭和な匂いがプンプンする。
普通に此のレトロポストが現役とは。
自分以外にも撮影者多数。
…そりゃ学生は勉強以外やる事ないわ。
次の用事まで微妙なタイムラグが発生。
場所が新宿なので中野で途中下車。
久しぶりに中野ブロードウェイ近辺をブラブラ。

此のブログでもお馴染み(?)のレトロなラーメン屋巡り。
裏の路地を入って見つけたので早速入ろうとしたものの…。
写真でもお分かりの通りだ。
ピラミッドのスフィンクス、あるいは地獄の番犬ケルベロスよろしく
黒猫が入口を警備しているかの様に陣取っていて入れない。
あのー、客なんですが(汗)。
まるでキキの帰りを待っているジジのようだ(やさしさに包まれたい)。
店に入るのにどいてもらうのもなんか気が引けるので
昼飯は次の機会にしましょうと退散。
で、最終的に新宿にて3畳あるかないかの部屋で
ハイトーンボイスの練習した挙句、
担当講師の風邪が移り帰宅。
うぬぬ… (;´∀`)
皇紀弐千六百七拾弐年壱月弐拾壱日(土)
弟が某プロレス雑誌を買ってくるのだ、毎週。
まあ、昔は自分が其の手の週刊誌を全て買っていた訳で、毎週。
だからたまに気になって盗み見するんだが
なんとなく気になる団体があったので行って見てきた。

『アイスリボン』と云う名の女子プロレス団体。
『さくらえみ』が興した団体とでも書くべきか。
まあ、其の本人は年末で色々あって退団したみたいだが。
プロレスを生で見るのも久しぶりだが
女子プロレスになると遡れば高校生の時以来。
もう其れぐらいの年月が流れたのか…早いな。
当時は『驚異の新人』と云われる選手達がいた
今はなき『GAEA JAPAN』をよく見てたねぇ。
歳が近いせいか新人選手達に感情移入して
自分も頑張ろうと生活してた。
嗚呼、懐かしいなぁ、あの頃(遠い目)。
いきなり結論から書こうか。
何がしたいんだ、コラ!?(使い方を間違ってる)
何コラ、たこコラ!?
客層と云うか客の雰囲気と云うか
当時と全く変わらんな。
…まあ、良い意味でも悪い意味でも。
自分は其の雰囲気の中がたまらなく懐かしいので
変にノスタルジックに浸ってしまった、うんうん。
試合のほうはと云うとやっぱり熱くなるね!
恐ろしいほど集中して見てたので時間が経つのが早い早い。
選手達も個々のキャラが立っているので飽きない。
プロレスの醍醐味って其処だよね。
音楽のジャンルと同じでひとえにプロレスと云っても
色々なスタイルがあるからねー。
蹴り技中心の人やパワーファイター、
関節技や丸め込み技が得意な玄人好みの職人タイプ、
そして飛び技で飛びまくったりスープレックスで投げまくったりetc.…。
其れよりもちゃんと鍛えてるんだと思って感心した。
雑誌で見る限り此処の団体の選手は線が細いなぁと思ってたが
足や背中を見たら練習をしてるなという肉付きをしてた。
所属選手以外だとアメリカの外国人レスラー
『ヘイリー・ヘイトレッド』選手が絵に描いたような
レスラーだったので強くてカッコ良かったし、
唯一男性として出場していた『リボン高梨(マサ高梨)』選手が
試合の流れを組み立てて良い味出してて良かった。
最後は道場マッチならではなのか
出場選手達が会場内を廻り客一人一人に
握手をしながら「ありがとうございました!!」と笑顔で一言。
…こりゃ、ファンになるわ。
初見の人間が後楽園ホール等ではなくいきなり道場マッチ
見に行ったらどうなるんだろうと思ったが
充分に楽しめたので満足。
昨今、女子プロレスが低迷したと言われて久しいが
ちゃんと若い芽が育ってるじゃん。
あとはキッカケだよなぁ、キッカケ。
浮上するキッカケを見つけるだけだと思うよねぇ。
自分もよくある事なんだが懐古主義と云うか
「あの頃は良かったなぁ。」と思う事が多々あるの。
思うのは簡単なんだよね。
たまに発想の転換でふと頭をよぎる。
「ならあの頃以上に良くなるように頑張りゃいいじゃん!」と。
まさにそれなんだよ。人間、精進しないと老いる一方だよ。
嗚呼、それにしても良い刺激を頂いた。
ありがとうアイスリボン!もっと輝けアイスリボン!!
また見に来ようと思いつつ雨の中を帰宅。
俺も輝きたいなぁ。まだ輝けるかな?
体中に金粉を塗りたくればいいのかな?
(何処に向かおうとしているんだ!?)