「起きなさい。起きなさい私の可愛い魔裟蛇華や……。」
皇紀弐千六百七拾壱年七月弐拾参日(土)
御早う御座います。
いやあ、今日も新潟は快晴ですよ。
いいですねぇ、駅が近いホテルって。
始発の音で起こされましたよ、ええ(爆)。
今日は初めて来た新潟をぶらりとしようと
帰りの設定を遅めにしてます故に色々廻るのだ(日本語おかしい)。
手始めに移動手段としてスピーディーかつ小回りの利く乗り物は何か？
…そう自転車。駅前のレンタサイクルで自転車をレンタル。
ボロボロのママチャリをチョイス。
人間、其れ相応のモノを選ぶのがベターなんです、ハイ。
なんかサドルに違和感を感じるママチャリに乗り
観光マップ片手にまず神社に行く事にする。
一番大きくて由緒ある古い神社にでも。
白山神社。
名前の通り加賀の白山権現を勧請した
創建は平安中期と云われる其れは其れは歴史のある神社でありますのじゃ。
全国で２０００社ある白山神社の一つですわぁ。
公園の池にて。
おー、此れは此れは素晴らしい蓮じゃありませんか!!
上野の不忍池に負けず劣らずの蓮が池一面を覆い尽くす。
そして花も満開、素敵過ぎますなぁ。
どんな魚が住んでるか興味津々なんだが
いくら覗き込んでも蓮のセキュリティが手強く(？)
こんな変態の覗きは通用しなかった。
…つまりは蓮が立派に育ってるだけ。
遠まわしに書いてみたがあまりにも面白くない文章。
だが、あえて消さずに此のままにしておこう。Mだから(？)。
新潟にも忠犬ハチ公みたいな話があるようだ。
確か駅前にも何かあったよな。
そして意を決して突入(決しなくてもよい)。
二拝二拍手一拝。
ペコペコパンパン、ジー、ペコ。
基本的に何をお願いしていいのか分からない自分。
個人的願望なんてお願いしたら失礼だと思っちゃうの。
それなのでいつも通り地方の神社では頭の中で
「初めまして、東京から来ました。」と軽くご挨拶して終了。
まず自分の名を名乗るのが礼儀でしょ？
お願い事は二の次。それが自分のスタンス。
最後に社務所にてツンとおすましの巫女さんに
御朱印をありがたく頂戴し退散。
バイなら、らなバイ(ザ☆80年代)。
その後は…
初めまして日本海!!日本映画の冒頭や演歌のイメージで
日本海はみな荒ぶっているもんだと思ったら大違い。
新潟の海は静かでした。
何処までも続く蒼い空と水平線。圧巻。
何が楽しいのか目的地まで暑さも何のその
何か物凄く嬉しい気分になり海岸線を激走。
大人げないかもしれないが純粋に感動してた。
そして水平線を見ながら走る自分が
ついつい此の海の向こうの國々に叫びたくなった事。
…日本をなめるな。
ま、それはそれで。
日本海に沿って向かっていると云う事は
すなわち目的地は此処ですよ、お嬢さん!!
マリンピア日本海!!
もう昭和に既存した、時代の先に行き過ぎた
プロレス団体『国際プロレス』に在籍していた
『スネーク奄美』的なニュアンスな名前なんだが
(そんな事ぁねぇ～よ)
れっきとした由緒ある水族館であります。
でもいそうだよなぁ、『みちのくプロレス』辺りに。
『ダイナマイト四国』(某バラエティ番組より)みたいなノリでさ。
スカイブルーの覆面の横っ面には稲妻のマークではなく…佐渡ヶ島！
颯爽とした姿とは裏腹に得意なのは寝技中心のねちっこいレスリング。
さながら此のねちっこさは米の粘りだと云わんばかりの
かつて『新日本プロレス』に在籍していた
『木戸修』ばりの玄人好みな試合運び。
しかしながらやっぱり見た目とギャップがあり過ぎるため
会社側もどう売り出していいか迷走し
かの名(迷)レスラー『ザ・コブラ』なみに
本人も会社も試行錯誤しつつフェードアウト。
そんな感じのレスラーが…。
………、あ。
ブレーキの壊れた自転車で走り出したかの如く
妄想が暴走してしまった。
どうでもよい与太話は其の辺にして
マリンピア日本海に潜入開始!!
～続け～
