我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

おもしろき こともなき世を おもしろく -後篇-

~続き~






もう此処のメインとなっている坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓と銅像。
銅像は思いのほか小さくてビックリ。
大河ドラマで『龍馬伝』もありましたからね。
社務所が完全に坂本龍馬関連の売店と化してますから(爆)。



龍馬達の目線で京都の市街地を見下ろす。
此の碁盤の目のような街を己の信念のために東奔西走したのだ。
感慨深い。澄みきった空と街にしみじみと想いを馳せる。


其れとは関係ない話だが不思議だと想う事を只一つ。
何でヒグラシの鳴き声は遠くから聞こえるんだろうね?
他のセミ、例えばアブラゼミや其の他のセミは
すぐ側で鳴いている感じがするのに。

でも遠くから聞こえるヒグラシの鳴き声と云うのは
なんとも味があって風情がありますな。癒される。
噂に聞いていた京都の暑さも一瞬だが忘れる時。



こんな感じに山全体にお墓が立ち並ぶ。
とりあえず全ての招魂社に手を合わせ
お墓も全ての志士に手を合わせようとも思ったが困難。
それでも一区画単位で手を合わせたけれど。





此の山の頂上に鎮座する木戸孝充(桂小五郎)夫婦の
お墓参りして下山していると…



アラーーーーーーー!!
時間的や彼(?)の移動する方向を考えても
道中で逢ったニホントカゲですよぉぉぉぉぉぉ!!
こんな偶然に物凄く感動してしまい蜥蜴の動向を
ずっと観察してみる。可愛いよぉー♥


そんな感じでゆっくりと下山する。
此処は自衛隊の殉職した方々の慰霊碑もあるのだ。
見ている人は見ているのだ。

國の為に自らの肉体に降りかかる危険も恐れず
尽力する彼らの存在を誰が否定出来ようか。
今年発生した大震災の時に奮闘したのは誰だ?
人を助ける為に頑張ったのは誰だ?
誰だ?誰だ?…誰だ!?
(ギルティギアゼクス弐代目テスタメントの感じで読んでください/笑)

それでも存在を否定する輩がいるのならば
自分は決して許さない。

でもね…まぁ、人間だからさ。
中には変なのいるかもしれん、自分みたいな(笑)。
それでも尚、そんな奴も凌駕して上回る活躍をしているのだ。



滅多に来ない京都だもの。
街並みを楽しみながらライブハウスに向かう。
そう、本来の目的はライブを観に来たの!!


愛してやまない『太平洋ベルト』、
大阪の最終兵器『ストロベリーソングオーケストラ』、
自分にライブハウスの魅力を教えてくれた『犬神サーカス団』、
最後の一兵になろうとも俺は狂光隊(彼らのファンの俗称)、
『大日本意識革命軍 狂暴』が対バンするのだ!!

俺が行かなきゃ誰が行く!?(みんな行きます)
歩いて歩いて京都MUSEに向かう。テクテク。



…と、其の前に腹ごしらえ。
ライブハウスの近くのラーメン屋にて。
壱日限定弐〇食の此のラーメンを注文。

カウンターのメニューを見るとどのラーメンも
ネギの量や麺の硬さを頼めるみたいなので
只でさえ多い九条ネギを更に多めに頼む。
で、此の状態。


麺を食べ終わった後に麺のように
ネギを食べると云うよく分からない状況に陥る。




どしゃぶりの雨のなか到着。
あまりにも普通の雑居ビルなので全く分からず気づかず
前を5~6回以上往復した結果、
開場時間どころか開演時間を過ぎると云う凡ミス発生。

ライブハウスに入ると壱組目が終わろうとしてる。
そして終わった後の転換時。
酒も飲んでないのに妙なテンションの
某バンドの某スタッフにいつものようにいじられる(笑)。


ライブはハズレ無し。面白かった。
何気にノーマークだった『+桃尻東京テレビジョン+』が
久しぶりにロックしてるバンドじゃんと感じたよ。


あと不思議な事が一つ。
『ストロベリーソングオーケストラ』の時。
いつも通りメンバーが客席にアナーキー包丁を
無作為に配ってんいたんだが前の乙女が貰えなかったのよ。

初めて観に来てる感じでね、しかも苺樂團目当てっぽい。
だから可哀想と云うか何と云うか。

自分は何回も観に来てるし家にも何本かあるから
其の乙女にあげたのよ、ちょっと呼んで。

「よかったら僕の顔を食べなよぉ~。」
…違った、俺はアンパンマンじゃない。
「よかったらコレどうぞ。」と
自分が貰ったアナーキー包丁を渡したの、うん。

そしてライブ終了後。
愛用している肩掛け鞄にケータイ用ポケットがあるの。
咄嗟に時間を確かめる為に後ろ手で
ケータイを取ろうとしたら…何か違和感。

ケータイ以外の何かが入ってる。
自分、ケータイ以外入れた記憶がない。
アレ、おかしいなぁ。変だなぁ。
やだなぁ、怖いなぁ…(稲川淳二モード)。


そっとゆっくりと抜き取る。
…あ、アナーキー包丁。
ライブに集中しているから全く気付かなかった。
其れにしても誰が入れたのだろうか。

一部始終を見ていた客か
アナーキー包丁を配るために
客席に降りてくる役者陣だろうか。

「ありがとう、ありがとう…」
そう自分は言い残しこめかみに銃口を向け
寂しげな笑顔と共に引き金を引いた…。


…違う、違う。
ゾンビ映画に出てくる絶望した人間ではない。
とにかく何処のどなたかは存ぜぬが感謝。


そんなこんなでなんだかんだありつつ
いつものパターンなら一人打ち上げと称し(友人いない)
飲んで食ってホテルでバタンキューなんだが
強行スケジュールで来ているのでそのまま帰る。

早朝に着いたと思ったら深夜には再びバスに乗る。
そして早朝に東京に着いたらそのまま大急ぎで職場に直行。
無理・無茶・無謀の3M(?)を決行した
まだまだ若いなと普通ならそうなるところだが

ただただ計算の出来ない馬鹿と云う
何とも痛ましい人間の前途多難な物語でした。
(締めがおかしい方向に)



~魔裟蛇華先生の次回作にご期待下さい!~
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