再び・そこぬけ珍道中

新装開店ガトーのブログ。
雑多な日常あります。

吉備路

2016-05-24 12:57:31 | 遠出
この前、所用があって母と岡山県に行ってきました。
半日だけスケジュールが空いたので、
思い切ってどこかに行くことにしました。
もう岡山に行くこともあまりないでしょうしね。

さて、どこへ行こうか?という話になって、
岡山駅で路線図を見ながら母が
「新見の満奇洞とか高梁の備中松山城とかどう?」
と言いました。
うーん。
「ムリ」
却下しました。
どちらもちょっと遠いのです。
朝から行くならまだしも、その時はお昼の1時過ぎ。
遅すぎます。

たまたま駅の電光掲示板に「総社」とあったので、
総社を提案したら母も合意。
二人で総社に行くことになりました。

今回はきびせ……じゃなかった、桃太郎線で
総社まで向かいました。

爆睡していたので、気がついたら総社でした。

総社駅前にひっそりたたずんでいた像。

水墨画で有名な雪舟さんの生まれは総社だったのかー。

せっかくだから自転車をレンタルして、
サイクリングしながら吉備路を行って
備中国分寺を見ることにしました。
観光タクシーもあったのですが、
いちまんえんくらいしたので(たしか……)
あっさり諦めました笑

駅前から市役所の角を曲がって
まっすぐ突き当りのアリーナまでは街なかでしたが、
その後はのどかな田園地帯が広がっていました。

延々とその田んぼ道を進んでいくと、

こんな感じで五重塔が出現。

出現したのはいいけど、なかなか着かない笑
それだけ大きいってことですよね。


がんばってまたシャカシャカ自転車こいでたら、
ようやっと着きました。
国分寺の写真を撮るのをすっかり忘れていたので、
間近の塔の写真をば。

やっぱり大きい。

周りが田んぼだから余計に大きく見えるのかなー
なんて思ってたけど、間近で見ると迫力があります。
ビルなんてなかった時代の建物ですからねー。
凄いことだなあと思いました。

勝田文さんの「マリーマリーマリー」という漫画に
大きいものがいいとは
言いきれない世の中だとは思うけど
やっぱ大きいって
有無を言わさぬ
迫力あんな~って…

という台詞が出てくるんですけど、
何だかそれを実感しましたよ。

帰路について、またシャカシャカと自転車をこいで
総社駅まで戻ってきました。

駅前のお菓子屋さんでおみやげを買って帰りました。
雪舟もなか(の箱)↓

フロランタン↓

裏側はこんな感じ。かーわいい!↓

雪舟さんが涙でねずみを描いたことから
ねずみなんでしょうね。

決して旅行気分で行った岡山ではありませんでしたが
(所用がありましたので)、
楽しい思い出ができてよかったです。

旅行記・春の姫路編

2016-03-09 21:03:56 | 遠出
前回のクイズの正解は

姫路城、でした。


この前、私の借りている家の改築が済んだとの知らせがあったので、
引っ越しをしてきたんですよ。
ひとりで電車に乗れる状態ではないので、母同伴ですけど(;^ω^)

引っ越しが土曜日で、役所が開くのが月曜日から。
日曜日になーんにもすることがなくなってしまったので、
急遽、姫路城に行くことになりました。

姫路までは電車で1時間半くらいで着きました。
これを近いとみるか、遠いとみるかで
田舎者度が測れる様な気がしますが、
私の感覚では結構近かったです(田舎者だから 笑)。

姫路駅に着いて、駅の名物だという「えきそば」をすすった後、
トコトコとお城まで歩いていきました。
20分もかからなかったかな、たぶん。

入口から撮ったもの。


天守閣に入る時撮ったもの。

近くで見ると、やっぱり迫力がありますね。

天守閣、ちゃんと最上階(6階)まで上がりました。
富姫(と、長壁大神)を祀った小さなお社がありました。
泉鏡花の「天守物語」では
ここで富姫と鷹匠の姫川図書之助が恋に落ちるんですよね。
私はこの話がすべて鏡花の創作だと思っていたので、
本当に天守には富姫がおられたのかと、ちょっと感動したのでした。

残念ながら天守閣では人がごった返していて、
ゆっくり内部や景色を眺めることができませんでした。
入場規制がかかってたくらいですからね。
さすが世界遺産。
なのでうまく撮れた写真はなしです。無念。

西の丸も行きましたが、

建物自体の写真はいいの撮れませんでした。
長いんだもん、百間廊下(笑)

お菊さんの井戸もありましたが、

ちょっと怖かったので、これはあえて写真は撮りませんでした。

代わりにしゃちほこでも。

一番右端のが平成のだったと思います。
個人的には明治時代のものが好きです。
うろこの感じとか。


次は大急ぎでお城から出て、お隣のお庭・好古園へ。

錦鯉がデカかったです。
いいもん食べてるんだろうなあ(笑)

ここ、花や紅葉の季節にはもっともっと綺麗だったんだろうな、と。
でも、かろうじて梅の花は満開でした。


大急ぎではありましたが、
閉館時間ジャストまでにおおかた見て回ることができました。
私はもちろん楽しかったのですが、
しまり屋の母がぽつりと、「来てよかったわ」と言ったので、
今回はこれで良し。

次は病気が治ってから行きたいものです。


おまけ:

姫路で食べた牡蠣のパスタ。
身が大きくて、美味しゅうございました。
次の日のサ●ウのごはんにふりかけをかけた朝ごはんとの
ギャップが凄かったです(倹約)

旅行記・暮れの京都編

2016-01-24 11:38:18 | 遠出
今回は京都編です。

のっけから京都タワーがお出迎え。


ネットでおいしいと書かれていた「はしたて」さんでお食事。

値段の張るもの選んだら、今でも思い出して食べたくなるくらい美味しかったです。


夜でも楽しめる観光スポット、京都タワー展望台からのながめ。


これで一日目は終わり。

京都市内のホテルに一泊しました。



翌日は第二の目的地、安井金比羅宮まで行きました。


ここを知ったのはNHKの「ドキュメント72時間」という番組で

たまたま「京都の縁切り神社」としてここが72時間分映し出されていたのを見たことから。

縁切りというと人との関係を思い浮かべるのですが、

ここでは病気などの悪いものとの縁も切ってくださるのだそうで。

私、もう7年ほど病気に苦しんでおりますのでいつか行きたいと思っていたのです。

安井金比羅宮の象徴ともいえる「縁切り縁結び碑」


ここに願い事を書いた紙を貼って、石の穴を往復してくぐると願い事がかなうのだとか。

病気のことと仕事のことをお願いしました。

恋愛はもういいです。それどころじゃないので(笑)

おみくじも引いてみました。


健康運、最高だそうです。そうなるといいなあ。



その後は銀閣行ったり、周辺をあちこち散策しました。


哲学の道をひたすら歩き、南禅寺の三門にのぼり、

帰りの地下鉄に乗るころには膝が笑っていました。

恋愛はもういいとか言ったけど、

カメラ片手に散策していたメガネのお兄さんがとても格好良かったです。

「シュッとしてる」ってこういうことを言うんかな(笑)



今回は桜も紅葉もないシーズンオフで、人が少なめなのが良かったです。

というか、冬しか行ったことない気がする……京都も奈良も。

脳天さんもこんぴらさんも、また行きたいなあと思いました。



ところで父が旅行後に「頭がすっきりして何でもできそうな気がする!」

と喜んでいました……あんたにご利益があってもしょうがないんじゃー!(笑)

旅行記・暮れの吉野編

2016-01-23 18:22:53 | 遠出
ブログに写真を載せられるということを思いだし、

せっかくだから暮れに行った奈良と京都の写真でも

載っけようかなと思います。

思いのほかたくさん載っけているので、

携帯電話でご覧の皆さん見えにくかったらすみません。




まず、奈良によく行く従姉がオススメしてくれた吉野まで行きました。

行きましたって簡単に書きましたけど、結構な距離でした。

まずは新幹線で京都まで。

京都からは近鉄に乗って特急で1時間半くらい揺られ揺られて。

着いたら吉野駅がお出迎えしてくれました↓


今回の目的地は吉野山にある脳天大神龍王院という神社です。

首から上にご利益がある神様だそうで、

よく受験シーズンになると受験生がお参りに来るのだとか。

吉野山案内図↓


坂道をヒイヒイ上って金峯山寺に着くと、今度は目的地・脳天大神さんへの案内板がありました。

金峯山寺↓


目的地までの案内板↓


「450段か……」

その後、家族そろって無言(笑)

でもひたすら下りました、谷底まで。階段で↓


途中で真言発見↓

これを唱えればよいのだな。


結果、何とか全員神社に着いてお参りできたんですけど、

何と肝心の神社の写真がないんです。

お参りに夢中で撮るのすっかり忘れてました(´・ω・`)しゅん……

でも、行った証拠におみくじ引いてきたの出しますね。



神仏習合なのか、神主さんはおらずお坊さんが般若心経を唱えて

祈祷されていたのが面白かったです。

あと、お守りとかたくさん買ったらゆで卵いただきました。

蛇の神様だから卵をいっぱい御供えされるんだろうなあ。

そういえば同じ奈良にある三輪山の大物主さんも蛇神様だったなあ。

絵馬も書いて、ご祈祷してるところも見学して、とても充実していました。

あとは頭のほうが良くなればいいのですが、はてさて。