再び・そこぬけ珍道中

新装開店ガトーのブログ。
雑多な日常あります。

「きみ×」

2016-04-27 12:42:59 | 漫画
お久しぶりです、ガトーです。

最近、高校生のカップル見ても
微笑ましくしか思えないようになってきました。

漫画を読んでも、スクールラブ系には
萌えなくなってきました。

何故なら学生時代は
自分にとっては遠い過去の出来事だから。

もう想像ができないんです。

みんな幼く見えるんです。

主人公の気持ちにも相手の気持ちにも
同級生の気持ちにも寄り添えない。
むしろ、主人公たちを叱るような立場の先生の気持ちが
ちょっとわかるようになってきたかも……(;´・ω・)

こんな私が、高校生が主人公の恋愛漫画にハマりました。

となりのヤングジャンプというサイトに連載されている、
きみ×××ることなかれ」という作品です。

作者は御徒町鳩先生。
代表作は「腐女子っス!」(アスキー・メディアワークス)
になるのかな。
今は講談社の雑誌『ハツキス』にて「堀居姉妹の五月」を連載中。
ちなみに私が持っているのは「ファンタジー」(太田出版)。

(勝手に略しちゃいますが)
この「きみ×」が今、私の中でアツいのです!

ざっくりあらすじ。
同い年の芸人・のぶ子に憧れてアイドルになった隼人。
隼人の初恋は実るのか?
「友人」関係は、変わるのか?
のぶ子の気持ちは?
二人の行く末はどうなる?
というお話です。

まだ始まったばかりなんですけど、
すごくいいなあと思ってます。

たぶん、理由はこんな感じ。

1.主人公二人がただの高校生ではない。
芸能人という「お仕事」をきちんとしている、というのが大きいかと。
そこが私のような年代の人間にも読みやすくなっていると思います。

2.絵がきれい。
これ、とても重要です。
ごちゃごちゃしてなくてすっきり読みやすいです。

3.キャラがいきいきしている。
隼人の表情とか特にいいなあと思います。
隼人の所属するwarpのメンバーも
何気なくきちんと個性があるのもよいです。

4.のぶ子。
もうね、のぶ子がいいんですよ!
これが友人の菜摘ちゃんみたいな容姿だったら、
こんなに熱心には読まなかっただろうなと思います。
キラキラ芸能人じゃないところがいい。
芸能サラブレッドなのですが、
ちゃんと地道に仕事について考えているところが
とても好感が持てます。
(のぶ子推しにも程があるな笑)

そんなわけで、私はこの漫画の連載を追いかけていくと同時に、
コミックスが出たらきっちり集めることに決めました。
(非常時は除きますけど(;^ω^)
連載が月1なのでちょっと待ち遠しいけれど、
このクオリティで最後まで突っ走っていただけたらなと思います。

こんなにワクワクするのは久しぶりです。
皆さんももしよろしければ読んでみてくださいませ。
ぶっちゃけ、同志が欲しいのです笑

羊どろぼう

2016-04-21 13:47:13 | 音楽
こんにちは。
こちら、バケツの水をひっくり返したような雨でございます。
昨日まであんなに晴れていたのにね。
(13:43現在、少し雨が穏やかになってきたような。)

被災地も大雨の様子で、
被災されている方々はどんなにかお辛いだろう……
と思うのですが、
こちらも小さくはあるけれど余震が続く中、
こんなに雨が降られると
地盤がプルプルになるような気がして
どーも落ち着かないです。
ちょっと不安。

今日のBGMは、栗コーダーカルテット「羊どろぼう。」です。
ほぼ日刊イトイ新聞のページをいろいろ見ていたら、
不意にこの音楽が流れてきたのです。
ほぼ日で音楽の販売をしているページでした。
↑リンク貼ろうと思ったんですけど、
ブログパーツ貼らなきゃならないうえに
それがこのブログでは貼れなかったので、
リンクはあきらめます。あしからず。

さっそく、音楽を買いました。
(iTunesストアでも売ってて、200円でした)

疾走感というのか、そんなのはあるかもしれないけど、
なんだか晴れ渡った田舎の風景を思い出すような
のどかな音楽だなあ、と思いました。
同じテーマが何回も流れているのですが、
全然退屈しないのが不思議です。
いろいろアレンジを変えているのもあるんでしょうけど、
ずっと聴いていたいテーマだなあ
と思えるのが大きいのではないかと。
流れるようなギターの音と、
リコーダーの素朴であったかい音が
特にとてもいい感じです。

被災地以外の方へ。
朝から晩まで緊迫した状態でいることは、
人間不可能だと思います。
被災者の方に共感することは大事ですが、
しすぎるとかえって参ってしまいます。
きちんと日常を送るのも大切なことだと思います。
その中で、被災地にできることをすればいい。
たまにはテレビやニュースから離れて、
のどかな音楽を聴いてみませんか。

そして被災地の方へ。
一刻も早くこんな音楽がのんびり聴ける状態になりますように。
みなさまの心に平安が訪れますように。
心より祈念いたします。

あ、おととい日赤平成28年熊本地震災害義援金口座へ送金させていただきました。
少ない額ですが……役に立つといいなと思います。


ほぼ日の動画があったので貼りますね。
糸井重里氏の本『羊どろぼう。』の紹介動画です。
記事で紹介した曲が、この動画のBGMになっています。

羊どろぼう スライドショー

糸井さんの言葉も、いい感じ。
本が欲しくなってきました笑

お久しぶりです。

2016-04-17 13:22:06 | 日記
こんにちは。
熊本を中心にひどい地震が起こっていますね。

私が今住んでいる実家は同じ九州といっても
震源よりは離れている方です。
それでも結構な揺れでした。

この辺りではたぶん、日頃殆ど地震は起こりません。
以前起こったのといえば西方沖地震くらい。
そんな感じだったものですから、
地震が起こっている時には
ツイッターでちょっとうろたえてしまい、
いろんな方からご心配頂きました。
すみませんでした。
そして本当にありがたかったです。

それでも最初は比較的元気に
振る舞っていたのですが、
度重なる余震と、
持病や職場のことなどの
個人的ないろんなことがあり、
結局不安が爆発してしまって
だいぶ情けないことになってしまいました。

こういう時ってどう振る舞えばいいのか、
つくづく考えさせられました。
感情のままワーワー言うのも
どうなんだって感じですし、
かといって感情をセーブしても
いつかは何らかの形で爆発しちゃいますし。
大人な対応がスマートにできる人が羨ましい。
そうならなきゃな。

物質的な被害は幸いなことに
とても少なかったです。
金魚の水槽の水が
数センチ分こぼれたのと、
食器が落ちて割れたくらい。
今思えば2階の何冊も積みあがった
漫画タワーを片づけておいて
本当に良かったです。

ゆうべはこちらは目立った余震は
ありませんでした。
ですが地震以来1階の座敷で眠っています。
2階で寝るのはまだまだこわいです。

ツイッターでは熊本のフォロワーさんもおられます。
お見舞いの言葉を贈りましたが、
うわべだけでなく、ちゃんと心を形にしたいと思ったので、
明日郵便局が開いたら募金をして来ようと思います。
そうそう、ゆうちょ銀行HPには義援金送金に関する
お知らせが掲載されています。
よろしければご参考にどうぞ。



おまけ:
Marit Larsen - Shine On (Little Diamond)

余震の時、くるりとこの曲ばっか聴いてました。
音楽ってこんな時にも、
いや、こんな時だからこそやさしい。

エレガント

2016-04-13 23:16:31 | 音楽
CDや配信サービスで音楽聴いてますが、
動画も見だすと止まらないですね。

こんばんは。

そしてくるりのMVや
矢野顕子さんのライブ映像見てた時にふと、
「プロの楽器の演奏の仕方はエレガントだな!」
と思うようになりました。
鍵盤楽器(矢野さん)、弦楽器(佐藤さん)、
金管楽器(ファンファンちゃん)の違いはあれど、
みんなそれぞれ楽器を弾いているところが美しいなと。
(岸田さんはたまたま動画で見た時
楽器弾いてなかったので書けませんでした泣。
また今度楽器弾いてるところをガン見したいと思います笑)

たまたま見たミュージシャンが
くるりと矢野さんだったけど、
多分他のちゃんとした人の演奏見ても
同じことを思うんじゃないのかな。
なんていうのか、上品で力強くはあっても荒くなく、
たおやかでそこはかとなく知的ですらある。
それが音にも反映しているのかなと。

我が身を振り返ってみると、
昔大学のオケで練習していた時に
「ガトーって楽器の扱い荒いよなあ」
と仲間から言われたのを思い出して。
たしかに楽器には申し訳ないことしてきたな
と思うんですけど。
でも、人から言われるって
よっぽどじゃないですか?
面の皮の厚いさすがの私も
頭を垂れて反省しちゃいました。

楽器に対する姿勢は知らず知らずのうち
音にも反映していたかもしれない。
そう思ってちょっと怖くなっちゃいました。

はー、私もエレガントに演奏できるようになりたいな。




今日のBGMはDervish(ダーヴィッシュ)。
アイルランドのトラッドバンドです。

Eurovision 2007 - Ireland - Dervish - They can't stop the spring [HD 720p STEREO SUBTITLED]


↑これは、ユーロビジョン・ソング・コンテスト
(欧州放送連合(EBU)加盟放送局によって開催される、
毎年恒例の音楽コンテスト wikiより)
にダーヴィッシュが出場したときのものです。2007年。

どうでもいいことなんですが、
ヴォーカルのキャシーがこんなに綺麗だったのを
私、見たことがありませんでした←失礼!!
もっと年上なイメージあったので驚きました。
民族衣装っぽい恰好がとってもキュートです。

ちなみにこの曲も良いのですが、
私はボブ・ディランのカバー曲の
「BOOTS OF SPANISH LEATHER」も好きです。
本家ボブのものも好きですが、
キャシーが歌うとせつなさが何割も増すというか。
凄く美しいカバーです。
機会があったらぜひ聴いてみてくださいね。