#現代詩 新着一覧
風船(風に吹かれてFSCパロ)
どれだけ吹いて入れたらおおきくできるのどれだけ宙を浮いたら風船はしぼめるのどれだけ玉が浮いたら見境がつくのいいかい万夜お金の舞う夢が知ってるだけさ
距離のX乗
どれだけ遠くへと越してもお隣さんと言葉が通じれば別離の悲しみは里を越えてお隣さんとも饒...
うーん、どんどん人間いらんくなるなあ(・∀・):AI生成の隆盛から思うこと
多くの場合において、人が求めているのは「~げなもの」でしかない。そもそも「現実」と言ったところで、提示されている
GRAVITON
無抵抗にすいすいと衝突せずすり抜ける泰然自若にすらりとウエイトグラビトン無抵抗にどんど...
ガラガラ
初詣にぎわす神の社ひたすら畝ねる行列沐するはインセンスガラガラにぎわす緒渇き苦しみやぶ...
鬼の住処へ
鬼の住処へ向かう橋篠笛吹き金打鳴らせ渡れば奥は魍魎の囿ただ一首を重んじる京に産まれし歌...
しんじるもの
知らない場所を生き言語さえも通じないそうして順列ひとつ合わない箇所を生き交差さえも達せ...
ラストNote
日常から離れ立ち止まり追い抜く舌打ちを横目にスライドの照合が始まる不確かに鮮やかな着色...
Chase to Chase
ルールが少し違うならいつまでも終わらないラン・ラン・チェイストーンが少し違うならいつま...
冬の知らせ
冬の知らせはいつも夏の真わたとちがい虫の知らせもなしに息の真っしろになる過の知らせをよ...
庭師と魚-Gardener and Fish-
草木の朽ちる庭園で脚立に登った庭師の壁に描く大きな魚が凪の奥を縦横に泳ぎ色という色を飲...