#現代詩 新着一覧
Daily-Life
それなりのいまにふまんはないけどあのころえがいたりそうにはとおくがんばりのかこにみれんはあるけどいろいろもがいたきぼうにはねなくふまんはないけどりそうにはとおくみれんはあるけどきぼうには...
TEN-COUNT
非の打ち所がなく 咲きほこる大花が華麗さの自覚なく 一晩に散ればこそ生える種なる潔さ ...
a fine line
秋色めいた後退のないメモが一杯のテキストなぞめいた数式の走り天才と凡才のフラスト確信め...
〇(まる)のなか
森で拾った大きな羽を祈りをささやき整えて帽子に刺せばお守りさ谷が深くて広くも息を吐いて...
more and more...
知れば知るほどに直にふれるは怖く分かたれるは恐る望めば望むほどに傷に触れるは厭う震わさ...
銀の幻
間違いなく下り坂標のない深き濃霧つんのめる目の先踏みとどまる指形乱反射する銀の幻カンフ...
気がつけば。
最初は単純な喜び欲しいものもなく欲求は突然に起き続けるほかもなく続行は無限の悩み満ちた...
どどん
まだまだ暑い夜に次々に上がる尺玉遅れてようやくに咲音に被さる呼声火花においどどんづらづ...
ニュートラル
あうとき かける みどりさんふらりと よろけ あおいあざきったか おさら だいだいにき...
人間模様
角度のない一途な棒線歪みのない素直な正円60゜の冷静な三角形90゜の頑固な四角形交わり...
永瀬清子詩集から「月について」
「永瀬清子詩集」を一昨日からめくっていた。1954年の詩集「山上の死者」に「月につい...