#現代詩 新着一覧
おとなふものなく
発露がないものの耐えがたさなれば変することなしに感ずることはなく発露があるものの耐えがたささえも接することなしに感ずることもなくおとなふものなく感せずに無常なる
Dis-to-Sad
かなしみにはなれてるいするはひとことかなしみによりそいるいするはせつぼうかなしみにかさ...
Crack-Swing
鉢のヒビを知らず泳ぐ出目金の横で同じ時刻を告げてスイングする振子鏡のヒビを知らず笑う道...
風船(風に吹かれてFSCパロ)
どれだけ吹いて入れたらおおきくできるのどれだけ宙を浮いたら風船はしぼめるのどれだけ玉が...
距離のX乗
どれだけ遠くへと越してもお隣さんと言葉が通じれば別離の悲しみは里を越えてお隣さんとも饒...
うーん、どんどん人間いらんくなるなあ(・∀・):AI生成の隆盛から思うこと
多くの場合において、人が求めているのは「~げなもの」でしかない。そもそも「現実」と言ったところで、提示されている
GRAVITON
無抵抗にすいすいと衝突せずすり抜ける泰然自若にすらりとウエイトグラビトン無抵抗にどんど...
ガラガラ
初詣にぎわす神の社ひたすら畝ねる行列沐するはインセンスガラガラにぎわす緒渇き苦しみやぶ...
鬼の住処へ
鬼の住処へ向かう橋篠笛吹き金打鳴らせ渡れば奥は魍魎の囿ただ一首を重んじる京に産まれし歌...
しんじるもの
知らない場所を生き言語さえも通じないそうして順列ひとつ合わない箇所を生き交差さえも達せ...
ラストNote
日常から離れ立ち止まり追い抜く舌打ちを横目にスライドの照合が始まる不確かに鮮やかな着色...