「日本タイトルだけ大賞」という賞がある。 文字通り、本を中身や売れ行きや著者の知名度などまったく度外視して、「タイトルだけ」で選ぼうというもの。 過去には
稲垣美晴『フィンランド語は猫の言葉』を読み返す。 昔から旅行記や語学エッセイが好きで、そのせいというわけでもないけど、のちにド...