#稽古追想 新着一覧
路地裏に咲く清楚なお茶の花 【一茶庵稽古追想】
前回の稽古は、蓋・扉をはめこむために溝がひいてある箱もの「倹飩(けんどん)」に収められたお道具を取り出すことから始まった。お茶は雁が音で、淹れ方は掌(たなごころ)。雁が音のまろやかさを味わ
紅葉の「落ち葉焚き」となれば、白楽天が浮かぶ
少し早い話であるが、12月13日は「事始め」。正月を迎える準備を始めるために、むかしからこ...
伯夷列伝が稽古の台本 【一茶庵稽古追想】
以前、通っていた煎茶の稽古はサロン的な教場だった。男性の夜の語らいを楽しむところだった...
人に見せない、見せると芸事になる。文人茶の極意かも【一茶庵稽古追想】
一茶庵には、文人が愛した煎茶を愉しむ環境が整えられている。前回は「離房法」という稽古を...
柴門草舎絶風塵 世俗を絶って学問に勤しむ
「柴門草舎絶風塵」。お軸に書かれているのは「尋龍井楊老」という句の一節。"さいもんそうじ...
「梅村」に秘める呉偉業の心情が、蘇る。【一茶庵稽古追想】
かなり前の、年初めて煎茶の稽古だったと記憶している。呉偉業(ごいぎょう/号を梅村)の詩に...
間違いが故事に。「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」 【一茶庵 稽古追想】
お軸(写真)に、このような詩が書かれていた。幾日霜風木葉乾,湖山深處水雲寬閒情每向無人得,落日孤亭枕石寒...
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