#煎茶稽古 新着一覧

別れがあり旅立ちがある、そして新しいご縁も
以前、煎茶を稽古していたときに数々のことを教えていただいたが、記憶に残っているのはそう多くはない。 煎茶の席では、よく「旅立ち」がテーマになっていた。親元から巣立っていく子供、苦楽を

玉露の芳醇さに舌鼓を打つ 日本酒と玉露のコラボでまろやかに
フェイスブック(FB)で、10年以上前の思い出記事が表示された。楽しく煎茶の稽古をしていた頃...

路地裏に咲く清楚なお茶の花
お軸の画は、木の枝に美しい鳥が留まっている。木には白の花が咲いている。お茶の木のようである。え、お茶の木に花が咲くの? 茶畑からは想像がつかないが、白い椿に似た美しい花が咲く。お

紅葉の「落ち葉焚き」となれば、白楽天が浮かぶ
少し早い話であるが、12月13日は「事始め」。正月を迎える準備を始めるために、むかしからこ...

伯夷列伝が稽古の台本 【一茶庵稽古追想】
以前、通っていた煎茶の稽古はサロン的な教場だった。男性の夜の語らいを楽しむところだった...

蝉一匹から王安石の心情を読み取る 【一茶庵煎茶追想】
夏の風物詩という言葉が妥当かどうかわからないが、蝉の鳴き声で目が覚めることがよくある。うるさい、といえばそれまでであるが、短い命を精一杯表現しているかのように思える。そして

人に見せない、見せると芸事になる。文人茶の極意かも【一茶庵稽古追想】
一茶庵には、文人が愛した煎茶を愉しむ環境が整えられている。前回は「離房法」という稽古を...

春といえば、鶯 【一茶庵稽古追想】
稽古が始まるいなや宗匠から、あのお軸に描かれている鳥は何ですか? という質問が私に投げかけられた。速攻に聞かれても、私の豆知識では答えが出てこない。確か、昨年くらいに見たお軸を

隠逸詩人、林和靖と素心 【一茶庵稽古追想】
先日の煎茶稽古では、久しぶりに隠逸詩人 林和靖(りんなせい)こと「林逋(りんぽ)」が取り上げ...

牛と牧童ののどかな情景に杜牧の「清明」があう。【一茶庵稽古追想】
「春」を表わす季語は数えきれないほどある。花や動物など自然界のものも多い。春といえば誰...

李白、杜甫、杜牧、そして芭蕉もお猿さんが大好き。 【一茶庵稽古追想】
今宵の煎茶の稽古の題材は「猿」だった。猿は秋の季語ではないが、漢詩や俳句で晩秋を表現す...