#般若経典 新着一覧
般若経典のエッセンスを語る44――エコロジカルに持続可能な福祉世界の構想
続いて、残り第三十一願まで大まかに見ていこう。 第十八願は「得五神通慧(とくごじんずうえ)の願」といい、すべての衆生が五種類の神通力を得られるようにという願である。 第一は「天眼通(て...
般若経典のエッセンスを語る43――すべての生命種の差別をなくす
*諸般の事情で長い間中断していましたが、また少しずつでも「般若経典のエッセンスを語る」の続きを書いていくことにしました。...
般若経典のエッセンスを語る42――独裁者のいない社会を目指す
第十四願は、いわば第十三願の補足で、「無形色差別の願」という。「形色(ぎょうしき)」...
般若経典のエッセンスを語る41――格差のない社会を目指す
第十三願は、「無上中下家族差別の願」である。まったく平等な社会・仏国土には、もちろんのことそれを構成している家族にも上流・中流・下流の格差があってはならないということである。...
般若経典のエッセンスを語る40――身分差別のない社会を目指す
第十願は、「金沙布地の願」で、汚い泥や石や茨などばかりの国土を、国中が砂金のような宝...
般若経典のエッセンスを語る39――すべての人にとってバリアフリーな国を
それから面白いのが、第九の「無雑穢業国土平坦の願」である。菩薩の建設する仏国土では汚...
般若経典のエッセンスを語る38――不幸な場所をすべてなくす
八番目は「離三悪趣苦の願」で、すべての生き物・人々を三つの悪い・不幸な生存形態から離れさせたいという願である。...
般若経典のエッセンスを語る37ーすべての人が覚れるように
第七願は六波羅蜜についてのまとめともいうべき願で、「必得正定聚の願」という。「すべての人々を必ず覚れると定まった種類の人にしよう」というのである。...
般若経典のエッセンスを語る35ー禅定が完成するように
第五願は六波羅蜜の第五「禅定」に関する願、「禅定成就遠離諸蓋散動」で、「禅定が完成しもろもろの心の乱れ・煩悩から遠ざかることができる」ようにという願である。...