バキューム・パック

テーブルに散らばったいくつかの破片と手紙の束、破片がなんだったのか思い出せないし手紙を開いてみる気も無い、わざわざやって来る知らせが重要なものだった試しはない、最終的に返信を希望するやつ...

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2024年9月26日

スピードスター・スリーパー

木偶の坊古びて肥溜めの中失笑、糞の臭い骨まで染みて夜通し風呂何度も入れ替えて浸かりふや...

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2024年9月24日

【喧嘩両成敗】

平日の真っ昼間…「国道16号線」を走っていると…やけに態度のふてぶてしい乗用車に出くわす。...

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2024年9月24日

結果や結論に付着物など無いものだ

越えてはいけない線の先の方がずっと生き易い世界だった、厳しさが両手を広げて迎え入れてく...

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2024年9月22日

誰かの為に鳴らされる音はすべて歪んでいる

チャコールグレーの夜、ローヒールの足音が窓の下を通り過ぎる時、インスタントコーヒーが少...

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2024年9月20日

革命なんか笑い飛ばすんだよ、実際の話

現代そのものを浴びるほど飲んで酩酊し続けている、根幹の抜け落ちた人間どもが俺を不愉快に...

1人

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2024年9月18日

指先の足跡

瞳孔に刻まれた光景は必ず陽の当たらない場所だった、建物に張り付くように生え広がった羊歯...

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2024年9月16日

傘は要らない

曇天には俺が出しそびれた悲鳴が充満していた、古いダウン・ブルースのリズムで年老いた魚の...

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2024年9月14日

なにかが寝床にやって来る

無数の甲虫が這いずり回り鋭い牙をカスタネットのように鳴らしながら俺の皮膚を食い破り体内...

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2024年9月12日

These are better days．

振動を伴う、低い響き、脳髄の共振が、俺の体温をおかしくする、すべてを投げ出して横たわる...

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2024年9月10日

寝苦しい夜は牙を研ぐのに向いている

狂った夜は俺を、悪夢に誘おうとする、俺は唇を嚙んで、流れた血の味で正気を取り戻す、出口...

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2024年9月8日