NPO法人POSSE(ポッセ) blog

『POSSE vol.8』の目次です!

『POSSE vol.8』の主要な目次です。

書店での販売、ホームページ予約者、定期購読者、NPO法人POSSE(ポッセ)会員への発送は13日以降となります。もうしばらくお待ち下さい。
なお、ホームページでの注文はこちらから承っております。

■特集 マジでベーシックインカム!?

東浩紀(批評家・作家)
情報公開型のBIで誰もがチェックできる生存保障を

多様な「生」を認める社会の
「究極のサービスプラットホーム」とは


飯田泰之(駒澤大学准教授)
経済成長とBIで規制のない労働市場をつくる

ルールに基づいた最低限のセーフティネットで
「結果の平等」を保障するために


小沢修司(京都府立大学教授)
BIと社会サービス充実の戦略を

新自由主義のBI論を警戒しつつ、
共闘するための方法とは


萱野稔人(津田塾大学准教授)
ベーシックインカムがもたらす社会的排除と強迫観念

「労働からの解放」?「パターナリズムの克服」?
BI論者がさらけ出した国家と資本主義への無理解とは


後藤道夫(都留文科大学教授)
「必要」判定排除の危険
―ベーシックインカムについてのメモ

「無条件」の所得保障は社会保障をほりくずす
そして、多様化する時代の新しい福祉国家とは


竹信三恵子(朝日新聞編集委員)
なぜ「働けない仕組み」を問わないのか
~BIと日本の土壌の奇妙な接合

女性の職場は「いまのままでいい」!?
共感を呼ぶ「現状肯定」のメッセージ


都留民子(県立広島大学教授)
コラム・フランスのベーシックインカム論とRSA


錦織史朗(大学院生)
ベーシックインカム論の「自由」観の貧困
BIを称賛する左派へ
現物給付との両立はいまの日本では不可能だ


齋藤幸平(ベルリン自由大学・大学院生)
ヨーロッパにおけるベーシックインカムと新自由主義
西欧の左派はBI論をどう受けとめているのか



清水知子(筑波大学専任講師)
労働と思想8
S・ジジェクと現代リベラル資本主義

スターバックスの「倫理」から
ネグリの「非物質的労働」までをラディカルに挑発


本誌編集部
日本版「第三の道」は欧州とどこが違うのか
「流動化」、「社会参加」、「新しい公共」…
菅政権の新成長戦略を検証!



熊沢誠(研究会「職場の人権」代表)
われらの時代の働きかた

ゼミナール同窓会顛末1

吉田美喜夫(立命館大学教授)
実践的労働法入門
「試用期間」の「新卒切り」は有効?


阿部真大(甲南大学専任講師)
ユニ×クリ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
「さよならロストジェネレイション」


後藤和智
検証・格差論
「ニート」論とはなんだったのか
―玄田有史の変遷を中心に


川村遼平(NPO法人POSSE事務局長)
労働相談ダイアリー
「がんばって!」よりも「無理してない?」


****************************
NPO法人POSSE(ポッセ)は、社会人や学生のボランティアが集まり、年間400件以上の労働相談を受け、解決のアドバイスをしているNPO法人です。また、そうした相談 から見えてきた問題について、例年500人・3000人規模の調査を実施しています。こうした活動を通じて、若者自身が社会のあり方にコミットすることを 目指します。

なお、NPO法人POSSE(ポッセ)では、調査活動や労働相談、セミナーの企画・運営など、キャンペーンを共に推進していくボランティアスタッフを募集しています。自分の興 味に合わせて能力を発揮できます。また、東日本大震災における被災地支援・復興支援ボランティアも募集致します。今回の震災復興に関心を持ち、取り組んで くださる方のご応募をお待ちしています。少しでも興味のある方は、下記の連絡先までご一報下さい。
____________________________________________________

NPO法人POSSE(ポッセ)
代表:今野 晴貴(こんの はるき)
事務局長:川村 遼平(かわむら りょうへい)
所在地:東京都世田谷区北沢4-17-15ローゼンハイム下北沢201号
TEL:03-6699-9359
FAX:03-6699-9374
E-mail:info@npoposse.jp
HP:http://www.npoposse.jp/

コメント一覧

kyunkyun
子ども手当の使い道
http://profiles.yahoo.co.jp/-/profile/?sp=RI1zgaE2dq1bODW3nWHwYQ--
すみません。
上の投稿者は 「kyunkyun」 でした。。

それと、番組の中で、萱野さんが 「子ども手当は子どものために使われていない」 というような発言をされていましたが、アンケートを見てみると、今の所、実際の使い道で一番多いのは、「子どもの将来のために貯金する」 です。

つまり、子どものために必要な時が来たら、子どものために使う、ということではないでしょうか。
また、子ども手当が持続的に行われていけば、子ども手当に対する信頼もしだいに生まれてゆき、貯金する割合も少しずつ減ってゆくかもしれません。
Unknown
ニコ生見ました
こんにちは。
坂倉さんもご出演されていた 『ニコ生トークセッション 徹底批判!ベーシックインカムが危ない!』 の中で、
「今の生活が保障されるとしたら働くのをやめますか?」 という質問に対して、
・はい 34%  ・いいえ 50.5%  ・わからない 15.5%
というアンケート結果がありましたね。

これに少し似た問いで、「もし高額宝くじに当選したら仕事やめますか?」 というアンケートもありますので、いくつか紹介させて下さい。

◆ 3億円の場合
http://release.center.jp/2008/12/0902.html

◆ 6億円の場合
http://news.walkerplus.com/2009/0811/5/photo02.html

◆ 10億円の場合
http://getnews.jp/archives/19879

◆ 詳細な回答 (発言小町より)
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/0711/137764.htm?o=0&p=1

Ps. 次回は反対派の方と、賛成派(小沢修司先生・白崎一裕さんなど)の、両方の方をお呼びして討論されると良いですね。
kyunkyun
再投稿します。。
(すみません。。 投稿に失敗しましたので、もう一度送ります。)

  ~BIと承認に関する問題について~

こんにちは。
坂倉昇平さんのことを、「POSSE編集部の~」 と書きましたが、正確には編集長さんだったのですね・・・。
失礼しました。。。

ところで、Twitterの方でもお知らせしましたが、『ニコ生トークセッション 徹底批判!ベーシックインカムが危ない!』
http://live.nicovideo.jp/watch/lv31981524
にご出演される萱野稔人さん宛にコメントを書きましたので、よろしければ放送前に読んで頂けるとありがたいです。

http://kaya-bad.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-9411-1.html

コメントの趣旨は、

もしも萱野稔人さんや濱口桂一郎さんの仰るように、『BIは就労を通じた承認の場を奪うものである』 と言うのであれば、障害年金や老齢年金、失業手当等も、また同様に、『就労を通じた承認の場奪うものである』 と言えるのではないか? ということです。

もしも、BIは 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので導入すべきでない、と言うのであれば、同様に、

「障害年金は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので、導入すべきでない」

「老齢年金は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので、導入すべきでない」

「失業手当は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので、導入すべきでない」

更に言えば、

「配偶・扶養者控除は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので好ましくない」

ということになりはしないか? ということです。

ベーシックインカムに限らず、あらゆる所得保障は、考え方によっては、このように捉えることが出来ます。
これらは、すべて就労を前提とする承認の観念─ に起因するものではないでしょうか。

生まれたての赤ちゃんが、その存在そのものを承認されているように、ベーシックインカムも、「存在そのもの」 を承認とする社会─ を作り出す、その一翼を担うものではないかと思っています。

BI反対派の方々には、(もちろん賛成派・慎重派の方々にも!) 「だから駄目なんだ」 と、そこで切り捨てるのではなく、「ではどうすれば無条件BIを成し遂げることができるのか?」 という、前向きな議論・検討をして頂きたいと願っています。
kyunkyun
BIと承認に関する問題について
http://profiles.yahoo.co.jp/-/profile/?sp=RI1zgaE2dq1bODW3nWHwYQ--
こんにちは。
坂倉昇平さんのことを、「POSSE編集部の~」 と書きましたが、正確には編集長さんだったのですね・・・。
失礼しました。。。 (>_<)

ところで、Twitterの方でもお知らせしましたが、『ニコ生トークセッション 徹底批判!ベーシックインカムが危ない!』
http://live.nicovideo.jp/watch/lv31981524
にご出演される萱野稔人さん宛にコメントを書きましたので、よろしければ放送前に読んで頂けるとありがたいです。

http://kaya-bad.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-9411-1.html

コメントの趣旨は、

もしも萱野稔人さんや濱口桂一郎さんの仰るように、『BIは就労を通じた承認の場を奪うものである』 と言うのであれば、障害年金や老齢年金、失業手当等も、また同様に、『就労を通じた承認の場奪うものである』 と言えるのではないか? ということです。

もしも、BIは 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので導入すべきでない、と言うのであれば、同様に、

「障害年金は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので、導入すべきでない」

「老齢年金は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので、導入すべきでない」

「失業手当は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので、導入すべきでない」

更に言えば、

「配偶・扶養者控除は 『働きたくても働けない人』 の就労を通じた承認の場を奪うので好ましくない」

ということになりはしないか? ということです。

ベーシックインカムに限らず、あらゆる所得保障は、考え方によっては、このように捉えることが出来ます。
これらは、すべて就労を前提とする承認の観念─ に起因するものではないでしょうか。

生まれたての赤ちゃんが、その存在そのものを承認されているように、ベーシックインカムも、「存在そのもの」 を承認とする社会─ を作り出す、その一翼を担うものではないかと思っています。

BI反対派の方々には、(もちろん賛成派・慎重派の方々にも!) 「だから駄目なんだ」 と、そこで切り捨てるのではなく、「ではどうすれば無条件BIを成し遂げることができるのか?」 という、前向きな議論・検討をして頂きたいと願っています。
kyunkyun
BIについて様々な方の対談を
http://profiles.yahoo.co.jp/-/profile/?sp=RI1zgaE2dq1bODW3nWHwYQ--
こんにちは。

TwitterでPOSSE編集部の坂倉昇平さんが、

「小沢BI論と堀江BI論では、社会的サービスの扱いが真っ向から対立するのでは?」
「社会サービスを削減しない小沢BI論と、社会サービスを削減する堀江BI論は、全く正反対なのでは?」

というようなことを仰っているのを目にしました。

そこで、是非お願いしたい提案があります。
小沢修司先生と、堀江貴文さんのお二人に、ベーシックインカムについての対談をお願いされてみてはどうでしょうか?

また、ベーシックインカム推進派の方 (山森亮先生や小沢修司先生、白崎一裕さん、その他ベーシックインカム日本ネットワーク運営委員の方々など) と、
慎重派・反対派の方とに、対談や討論・座談会などをお願いされてみても良いのではないかと思います。

* こちらは2003年に、司会: 武川正吾先生  対談者: 宮本太郎先生・小沢修司先生  によって行われた座談会の資料です。(PDFファイル)
http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/17390302.pdf
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