今年印象に残ったアルバム2024
HERE’S ART TATUM COMBO SESSIONS & TRIO PERFORMANCES
このアルバムには、アート・テイタムがデッカに残したコンボ演奏(3セッション)と
ピアノ・トリオが収録されている。
ジョー・ターナーとの共演では、彼がブルース好きであることが分かって
意外に思う方もいるかもしれない。
ソロ・ピアノとは違う、巨人テイタムの高い音楽性を楽しむことができるアルバムだと思う。
録音 1937年 1941年 1944年
COMPLETE LIVE at the CRESCENDO 1958 / COUNT BASIE & HIS AT0MIC BAND
ジャズの楽しさと素晴らしさが全て詰まったアルバムだと思う。
演奏のクォリティーは高く、アトミック・ベイシーのライヴ版と言える内容だ。
メイン・ヴォーカルは、ジョー・ウィリアムスだが、サミー・デイヴィスJr.がゲストとして参加している
(CD2 Hallelujah,I love Her So)のは、彼のファンの私としては、とても嬉しい。
録音 1958年6月24日から7月2日
LOUIS IN LONDON / LOUIS ARMSTRONG
晩年のルイ・アームストロングの作品では、
LOUIS ARMSTRONG AND HIS FRIENNDS(今年印象に残ったアルバム2021)とこのアルバムが
印象に残っている。
前者がサッチモに敬意を払う構成になっているのに対し、このアルバムでは多くの方が思っている
サッチモの世界が展開される。
文句なしに楽しめる作品だと思う。
録音 1968年
2024年12月26日
珈琲パウエル 店主
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