ファイナルファンタジー６

ＰＳエミュレーターでファイナルファンタジー６をやってみたのでそれについて書く。

ＰＳエミュレーターの使用は自己責任でやって下さい。
ＰＳエミュレーター（ＸＥＢＲＡ）
ＰＳ２エミュレーター（ＰＣＳＸ２）



１．ファイナルファンタジー６とは

　人気ロールプレイングゲーム（ＲＰＧ）のファイナルファンタジーシリーズのゲームだ。
　私はこのシリーズのファンでは無いのだがこの「６」は昔プレイして印象に残っているのでいつかまたプレイしたいと思っていた。
　単体のソフトは品切れが多く値段も高いのでファイナルファンタジーコレクションというのを買ってその中の「６」をプレイした。
　（これも中古にしては高かった）
　魔法の習得に魔石を使うのがちょっと変わっているが、基本的にオーソドックスなゲームなので普通の人でも問題無くプレイできると思う。


２．チートしてみる（自己責任でやってね）

　このゲームに関してはデータがいくつか公開されていて改造が可能だ。
　また、XEBRAではゲームの動作が不安定だったので、一部をXEBRAでほとんどをePSXe202を使って改造した。

（お金の変更）
　・CheatEngine651を起動する。左上のアイコンでXEBRAを選ぶ。
　・右側のValueに現在のお金データを入れてFirstScanで検索。
　・データが見つかったら左側の表示列をクリックして下部のValueで変更する。
　・ショップに入った状態で変更すると変更がすぐに見えると思う。
　　適当にお金を使って中途半端なデータにしてから検索するのも良いかもしれない。
　・1000000位にしておけば最後まで困る事は無いと思う。
　（使い方はXEBRAの使用方法とまとめて書いているので参考にして欲しい。）
　・ePSXe202でうまく行くかは未確認。ダメならXEBRAで改造後セーブデータをePSXe202に移行して欲しい。

（ステータスの変更）
　・ePSXe本体の機能を使用する。下記のデータをSLPM_861.98.txtで保存する。

　・ＨＰは２人目以降はアドレスを+25hする。データ順は
　　ティナ、ロック、カイエン、シャドウ、エドガー、マッシュ、セリス、ストラゴス、リルム、セッツアー
　　モグ、　ガウ、　ゴゴ、　　ウーマロ
　・アドレス8002****／3002****、１バイト毎／２バイト毎のデータが混在しているので注意する事。
　・3002F61A以降のデータを上げ過ぎるとかえって能力が劣るようになるので注意。

　・魔法は２人目以降はアドレスを+36hする。データ順はＨＰと同じ。
　　ただしゴゴ、ウーマロは魔法は使えないので設定しない事。

　・アイテムは8002F869hからだが下のデータは２３個目から追加される。
　　手持ちのアイテムが少ない内に下記を実行して追加した方が良い。
　　アイテムの整理をするとアドレスが変わると思われるのでやらない方が良い。
　・アドレス計算はWindows10の場合、電卓をプログラマーモードにすると１６進数の計算ができるので便利。

#ティナＨＰ
8002F608 0032
8002F609 270F
8002F60B 270F
8002F60D 03E7
8002F60F 03E7
3002F61A 0063
3002F61B 0063
3002F61C 0063
3002F61D 0063
#ティナ魔法
8002FA6E FFFF
8002FA70 FFFF
8002FA72 FFFF
8002FA74 FFFF
8002FA76 FFFF
8002FA78 FFFF
8002FA7A FFFF
8002FA7C FFFF
8002FA7E FFFF
8002FA80 FFFF
8002FA82 FFFF
8002FA84 FFFF
8002FA86 FFFF
8002FA88 FFFF
8002FA8A FFFF
8002FA8C FFFF
8002FA8E FFFF
8002FA90 FFFF
8002FA92 FFFF
8002FA94 FFFF
8002FA96 FFFF
8002FA98 FFFF
8002FA9A FFFF
8002FA9C FFFF
8002FA9E FFFF
8002FAA0 FFFF
8002FAA2 FFFF
#アイテム追加
8002F880 1CEE
8002F882 6781
8002F884 9ABB
8002F886 BDCA
8002F894 1819
8002F896 2A58
8002F898 93A6
8002F980 6060
8002F982 6060
8002F984 6060
8002F986 6060
8002F994 6060
8002F996 6060
8002F998 6060


３．ｅＰＳＸｅの簡単な使い方（自己責任でやってね）

　ePSXeの簡単な使い方を書いておく。

　・Windows10で使う場合、バージョン205ではうまく行かない可能性がある。202-1では動作する。
　・BIOSが必要だ。ファイルはbiosフォルダに入れる。
　・展開すると特にインストール不要で使える。ePSXe.exeを実行。
　・ソフト実行は　ファイル－ISOの起動かCDROMの起動。
　・XEBRAのセーブデータがそのまま使える。memcardsフォルダにコピーして　設定－メモリーカード　でファイルを指定。
　・コントローラは設定－ゲームパッド－ポート１で画面のキーをクリックしてコントローラのボタンを押すXEBRAと似た方法で可能。

　・チートする場合はこのゲームの場合、SLPM_861.98.txtファイルを作成してチートデータを作成する。
　　そのファイルをcheatsフォルダに保存。
　・各データ毎の最初に #キャラＨＰ　というようにコメントを入れる事。それがチート機能で表示されON/OFFできる。
　・ファイル名は起動－ログを表示でログを見るとそのゲームの名称が分かる。
　・チートをＯＮにするにはゲームを起動後、ESCキーで画面を閉じ、オプション－チートコードで
　　有効なチードコードをＯＮにする。表示されない場合はファイル名かコードが間違っている。
　・ＯＮにした後、起動－コンティニューで続行。


４．スローモーションしてみる（自己責任でやってね）

　このゲームでスローを使う必要は無い。使いたい人は下記参照。
　スローはCheatEngine651というソフトを使用した。
　使い方はXEBRAの使用方法とまとめて書いているので参考にして欲しい。


５．その他の問題点（自己責任でやってね）

　前にも書いたがXEBRAとの相性が良くない。途中終了する。調子が悪いならePSXe202も検討して欲しい。
　残念ながらePSXe202でもＢＧＭが変になる事がある。
　それが起きた場合、ESCで画面を閉じ、起動－コンティニューで再開すると一応正常に戻る。


６．途中セーブしてみる（自己責任でやってね）

　このゲームでは使えないかもしれないが使い方を書いておく。
　XEBRAにはどこでもセーブできる機能がある。

　使い方はゲームが動いている状態で
　・File－Save－Running Image...　でセーブ、ファイル名を指定する。拡張子は無くても良いようだ。
　・File－Open－Running Image...　でロード
　と簡単に使える。


７．苦戦した所＆その他

　・攻略サイトを見ればそれほど苦戦しないと思う。洞窟等は分かりにくいのもあるのでマップを見た方が良い。
　　私が参考にしたのは下記の２つ。
　　ＦＦ迅速攻略マップ付
　　ＦＦ６完全攻略

　・上のチートをやった場合、かなり強く全ての魔法も使えるので装備とアクセサリ設定のみをすれば良いと思う。
　・装備は「さいきょう」を選べば源氏シリーズの強い装備がセットされると思う。
　・アクセサリは「りぼん」「天使のゆびわ」がお勧め。これでステータス異常やＨＰの低下がかなり防止できる。
　・エリクサーはＨＰ／ＭＰを完全回復する貴重なアイテムなので最後まで温存しておく事。
　・キャラがパーティから離れた場合、装備やアクセサリが外れるので再度セットする事。
　・魔法ではメテオとかアルティマが強烈。ＭＰ消費が大きいが、ボス戦ではこれが有効。

　・シャドウを最後まで仲間にしたいなら最初の魔大陸での戦いで戻ってくるまで待つ事。
　　先に脱出するとそれ以降は仲間にはならない。それでもクリアは可能だが。

・主な魔石の効果（数字は学習の速さ、大きいほど早い）
　SFC版の数値なのでPSは確認して下さい。

　ビスマルク　　　　ファイア２０、ブリザド２０、サンダー２０、レイズ２
　マディン　　　　　ファイラ３、ブリザラ３、サンダラ３
　ヴァリガルマンダ　ファイガ１、ブリザガ１、サンダガ１
　ジハード　　　　　メルトン１、メテオ１０

　ラグナロック　アルテマ１
　バハムート　　フレア２
　ライディーン　クイック１
　オーディン　　メテオ１

　セラフィム　　ケアル２０、ケアルラ８　、リジェネ１０、エスナ４　　、レイズ５
　ラクシュミ　　ケアル２５、ケアルラ１６、ケアルガ１　、リジェネ２０、エスナ２０
　フェニックス　ケアルガ２、レイズ１０　、アレイズ２　、リレイズ１　、ファイガ３
　キリン　　　　ケアル５　、ケアルラ１　、リジェネ３　、ポイゾナ４　、ライブラ５
　ユニコーン　　ケアルラ４、エスナ３　　、デスベル２　、プロテス１　、シェル１


８．全体的な感想

　私が昔やったのはＳＦＣ版だったがそれでも十分に楽しめた。
　今回はＰＳ版をやったのだがこれも良い出来で面白かった。
　ラストのエンディングが３０分近いというのは考えられない長さだ。かなりの力作。
　最初はグラフィックの荒さに唖然として外したかと思ったがなんとか慣れて楽しむ事が出来た。
　それに比べるとＢＧＭは今聞いても良く楽しくプレイできる。
　敵の登場確率が高い気もするけどそれほど意地悪では無いので問題ないと思われる。

　ＳＦＣ版をやったのはかなり昔なので記憶が定かでは無いのだがキャラの設定に違いが感じられた。
　主役はティナのはずなのだがセリスの出番が多く、ロックの影が薄い。
　いったい誰が主役なのか分からず散漫な印象になってしまっている。元からこうだったのか不明だ。
　また、悪役ケフカの出番が少ないような気もするな。昔はもっとウザさ全開だった気もするのだが。

　そういう細かい点は気になるのだが全体的には良い出来なので問題無いと思う。
　いまとなっては画面は荒いが安く買えるならお勧めのゲームだ。


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