スマッシュコート プロトーナメント２

ＰＳ２エミュレーターでスマッシュコート　プロトーナメント２をやってみた。

ＰＣＳＸ２エミュレーターの使用は自己責任でやって下さい。
ＰＳ２エミュレーター（ＰＣＳＸ２）
ＰＳエミュレーター（ＸＥＢＲＡ）


１．スマッシュコート　プロトーナメント２とは（自己責任でやってね）

　その名の通りテニスゲーム。プロ選手になってツアーを回るというモードがある。
　テニスツアーを回りながら経験を積んだり、トレーニングで実力アップをはかりランキング１位を
　目指すものだ。ＲＰＧ的な楽しさがある。

　テニスゲームは「みんなのテニス」というのをやってまあまあ楽しめたがこういうモードは無く残念だった。
　ネットでこのゲームを見つけてプロトーナメントと名付けている位だからそういうのもあるだろうと
　思って買ってみた。


２．チートしてみる（自己責任でやってね）

　プロツアーでお金、経験値、能力がほぼ最高になるものだ。
　これなら楽勝と思うかもしれないがゲームは意外と難しく楽勝とまでは行かない。
　余裕を持って楽しめるようになるというレベルかな。

　一部の能力が最高にならない事があるかもしれないが経験値を使って最高にすればＯＫ。

　下記をコピーして7ACF8319.pnachの名前で保存すれば良い。
　ファイルを保存する場所はドキュメントの下のPCSX2\cheats。
　ＰＣＳＸ２のメニューの　システム－チート有効化　にチェック。

//MONEY 振り分けP STAMINA STAMINA100% POWER
patch=1,EE,00222BC4,word,0098967F
patch=1,EE,00221FCC,word,0001D4B4
patch=1,EE,00221FDC,word,00000BF3
patch=1,EE,00210D46,word,000003E8
patch=1,EE,00221FE0,word,00000BF3
//MEETFORE MEETBACK DASHNET DASHSIDE SERVE
patch=1,EE,00221FE4,word,00000BF3
patch=1,EE,00221FE8,word,00000BF3
patch=1,EE,00221FEC,word,00000BF3
patch=1,EE,00221FF0,word,00000BF3
patch=1,EE,00221FF4,word,00000BF3
//TOPSPIN LOB&DROP ボレー スライス フラット
patch=1,EE,00221FF8,word,00000BF3
patch=1,EE,00221FFC,word,00000BF3
patch=1,EE,00222000,word,00000BF3
patch=1,EE,00220004,word,00000BF3
patch=1,EE,00222008,word,00000BF3



３．スローモーションしてみる（自己責任でやってね）

　そのままでは猛スピードのゲームなので５０％程度がやり易かった。
　設定方法は下記のとおり。

　　設定－エミュレーション設定－ＧＳ－スローモーション調整　を２５％に設定。
　　設定－エミュレーション設定－ＧＳ－ターボ調整　　　　　　を５０％に設定。

　ゲーム中TabキーＯＮでターボモード、Tab+ShiftキーＯＮでスローモードだ。
　再度TabキーＯＮで元に戻る。現状どれで実行されているかはウィンドウの上部に％が表示されるのでそれで分かる。


４．その他の問題点（自己責任でやってね）

　ビデオ設定がハードの場合、冒頭の表示が映らない事がある。私はソフトでプレイ。

　左側スティックの設定をいじっている場合ショットのコース打ち分けがうまく行かない。
　コントローラーの設定で確認する。私はパワプロ用に変化を少なくしていたので１．０に戻した。

　ビデオ設定を変更するなら下記の通り。

　　設定－ビデオ－プラグイン設定　で　Rendererは
　　　Direct3D11(Hardware)　Direct3D9(Hardware)
　　　Direct3D11(Software)　Direct3D9(Software)。
　　　のいずれか。
　システム－再開　でゲームに戻れる。



５．苦戦した所（自己責任でやってね）

　・メニューから「ProTour」を選択してゲームを始める。
　　ゲームレベルや細かい設定はこのモードでは出来ない模様。
　　メニューの大部分が英語だが日本語の説明も出るのでやるのに問題は無さそう。

　・基本は「MISSION PLAY」で試合の一部分をプレイしていくのが無難。
　　「１大会」３０～６０分か。それでも徐々に勝てるようになる。
　　「NORMAL PLAY」だと「１試合」１～３時間はかかりそうなのでテニス好きで時間に余裕のある人向け。

　・ゲームが進んでいくとショップでラケット、シューズ、リストバンドを購入できるようになる。
　　それで多少の能力アップが可能。

　・チートしているなら能力は最高レベルなのでトレーニングはする必要は無い。
　　カレンダーを操作して自分の体力を見ながら出る大会を選択する。

　・ツアーは最初は賞金額が小さいツアーしか出場出来ない。１大会／月が体力的には限界。
　　そこで勝つと徐々に大きな大会に出られるようになる。
　・大きな大会は出られても予選からのスタートになるが何試合か勝つとポイントが稼げるので
　　なるべく大きな大会に挑戦した方が良さそう。
　・１２月の最終戦は８位以内に入ると出られる。

　・ドロップショットは左スティック↓＋△。△のみでロブだがなかなか決まらない。
　・スマッシュは黄色の２重の丸マークが出た所で〇ＯＮ。タイミングが難しい。

　・×はスライスショットで角度を付けやすい。□はフラットで速度は速いがミスしやすい。余り使えない。
　　○のトップスピンで角度を付けて打てば大体の相手からはポイントを取れる。
　・当然だけどボレーはサービスライン内側の方が決まり易いが抜かれやすい。

　・相手により足の速い相手とかリターンがうまい相手がいるのでサービス＆ボレー以外にも
　　グランドストロークの打ち合いとか戦術を変えた方が良い。
　・移動させると反動が付いてしまってすぐには戻れないので注意。

　・相手がジャンピングショットした時は打球はストレートに来る確率が高い。



６．全体的な感想（自己責任でやってね）

　グラフィックとかはそこそこきれいで良く出来ているがルールが分かってない所がある。
　例えば、４０－３０のポイントではサーブはこちらから見て左側から打つのだが右側から打つとかだ。
　余りテニスのルールを知らない人が作っている気がする。ルールが変わったという話は聞かない。
　ミッションモードでのサービスブレイクが多いのも疑問だな。

　その他、プロツアーモードでの難易度設定、プレー再現ＯＦＦ、反動のＯＦＦは出来ないようだ。
　これが出来たら非常に快適なので少し残念。
　操作性も少し癖があるのでみんなのテニスの方が気楽にできそうだ。

　２０００年以降に出来たゲームでグランドストローク中心の試合に変わってきている時に作られたようで
　サーブ＆ボレーが決まりにくいのも現実を考えて調整しているのかな。
　テニスツアーの雰囲気やポイントが少ないとトーナメントに参加できずに苦労する所とかは
　良く再現出来ている。選手が成長していくのは楽しめる。
　トーナメント「２」というせいかサンプラスやフェデラーとかは出て来ないのもやや地味な印象だ。

　しかし、プロ選手の気分が味わえるのは良いしグランドスラムに３つも勝てたのは気分が良い。
　プロテニスを見るのが好きな人が試すのは良いかもしれない。


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