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pripocoの休日

ジョギング散策:一庫ダム~妙見山

もう早、8月に入って10日も過ぎてしまいました早いです
怒濤の日々を過ごし、休日の朝を迎えています

記憶が次々と塗り替えられていく中、7月最後の日曜日の散策をまとめることができました。

7月31日(日)晴れ時々くもり
参加者:私と夫の2人

さてこの度は、更に足を伸ばして兵庫県と大阪府の境にある妙見山と一庫(ひとくら)ダムにジョギング散策行ってきました

いつもの昼から出発ペースでは難しいので、珍しく9時には家を出発🚙
山陽道に乗っていざ一庫ダムへ

神戸JCTで中国道と新名神の分岐があり、
私:「お父さんどっちどっち
と、尋ねると
夫:「中国道かなぁ
(近場は私の軽で私の運転なのです

というので中国道方面の路線へ🚙
ナビをセットせずに来ちゃったもんだから、兵庫の北に上がるイメージで中国道を選択し…

どうやらコレが、間違いだった模様

慌ててナビをセットし、中国道に入ってすぐの西宮北出口で下りるようナビが言う

私:「えっもう下りるん
夫:「アレッもしかして間違えた
私:「ウワッどうするんどうするんもう下りてまうでぇ

…というわけで高速を下りて、ナビの言うように走ると
「アレッまた、高速乗せるつもり

道端に車を停めて、ナビを見る👀
ヤラレタ

本当は新名神で川西ICで下りてすぐだったのですが…

山陽道より北を通っていた中国道は神戸JCTでクロスして南の大阪に向かい、新名神は北に上るんかぁ

「しゃあない、下道行こか」と高速に乗り直そうとするナビを無視して下道行くと、ナビも諦めて下道案内に変更

R176を北上、県道327切畑道場線に入り、ナビが「12km道なりです

私:「すごいなぁ、12km道なりやってどないな道やねん😀

道なりに武庫川沿いを進み、JR宝塚線の高架と新名神の高架をくぐり…

⇧気が付いたら、こんな細い道に
どないな道やねんはたいがいな道でした
私:「12km道なりってナビが言うてたけど…こういうことやったんかぁ

私:「どこ連れてかれよんやろなぁ😁ウケる

私:「前から車来たら、アウトやな😢」

ここまで前から来た車3台バイク1台

いつの間にか川下川ダムの周回道路に入ってました。
行きがけはここがどこか見当がついてませんが、帰りに
「そうか川下川ダム❜って聞き覚えがある思とったら、こないだ行った❝丸山湿原❞のとこ」って。

県道327号に入ってから12km道なりに通らされているえらい道は、以前、丸山湿原に行った折、下の方に見えたダムがこの川下川ダムで、その周回道路ということが分かりました頭の中の地図が繋がりました
ダムを抜けてもまだ、細い一本道は続きます

スマホも圏外です。今も圏外ってあるんですね)対向車来たらどうしますという山道ですどこ連れて行くねん、ナビ

人家が出てきてホッとしたのも束の間、道は山の中にまた入っていきます

ようやく普通の道に出ました

猪名川町に入りました。

ナビでは新名神と並走してるんだけど、高速道路はどこ
…えっもしや…この道の下のようです。新名神はトンネルの中ですね

北摂里山街道に入ります。

無事に一庫ダムの駐車場に到着。

11時出発です
妙見山に向かいます。意外に涼しいです
オッ、ダムの中に吹き出してる

ダム湖から脱出。
雲が多い空でしたが青空が見えてきました

山の中なのに、意外に車通りが多くて面食らってます。みんなこっちに曲がっていきます🤔みんなスポーツセンター行き

歩道がないので旧道を通ります
苔が生えて道にも草が生えてほぼ廃道

大きな道に合流すると、山の上に住宅街が現れました

えっと、山の中だったはずなんだけど…
そうか、いっぱい曲がっていった車はこの住宅地の方たちのようです。
住宅街を通り抜け、端っこに来るとまた山の中

新光風台となっています。いつの間にか大阪府に入っててここは豊能町。

また山の中へ入っていきます

オッお父さんが何やら発見
夫:「アレ見て
んっ横縞模様の小さめの鳥。私達の前を横切り、木にとまりました。
…コツコツコツコツ

二人してそっとした声で
キツツキィ」と叫んでました
初めてみました(もっと大きいのかと思ってましたコゲラっていうんですか

いやぁ、感動感動
こんなところでキツツキに出会えるとは結構な山の中なのでキツツキがいてもおかしくないのか…🤔

今、右端矢印先端にいます。新光風台には小学校もあるし、コープもあるようです
でもまだこんな山の中。大阪に近いのできっと便利なんでしょうね

木々の隙間から見えました街が拡がってますねぇ

坂を下ります

能勢電鉄です阪急の車両なんやね。少し南にときわ台駅。これを北上すると妙見口駅です

豊能町はタンポポのマンホールでした

線路沿い、気持ちのいい木陰です。

アッ、今度はツートンカラーです🚞

見慣れぬ阪急路線バス
終点妙見口駅はこんな感じでした。ハイキングの人たちでしょうか。結構、人がいます。

レトロな雰囲気です

駅前には食堂やお土産物屋さんがあり、賑やかです。

お決まり、チェリオの100円自販機で飲み物調達🥤

ここから歩いて、ケーブルカーの駅まで20分。旧街道(花折街道)を行きます

この街道沿いには旅館や茶店、お土産物屋などが立ち並んで多くの参拝者でそのまた昔は賑わっていたそうです。

ウワッお家のオバケです
昔の「たまや」という草団子屋

ひまわりが元気よく咲いてます🌻

日本一の里山とのこと今日も日本一に出会ってしまいました

ここは「一庫(ひとくら)炭」またの名を「池田炭」と言う、茶道に使用される高級炭の生産地だそうです
(一庫で生産され、大阪の池田で集積されたため、2つの呼び名があるようです)

この地域では室町時代から炭焼きが行われ、古くは豊臣秀吉や千利休も愛用したとされます

⇧この菊の模様の炭、どこかで見た気がする🤔と思ったら人と自然の博物館で「菊の模様の高級炭」勉強した思い出しました🧐(色んな知識が実際とつながって面白いです
どうやら、菊炭の生産地に来ているようです
この辺り一帯の山は人が常に手を入れ、場所をずらしながら約8年周期で伐採されているため、山全体としてパッチワーク景観が見える国内でも極めて稀な地域とのこと

確かにパッチワークのようです。一番下は竹でした(ちょっと線引きが適当かもしれませんが

気持ちよく晴れ渡ってきました山深い所にいるせいか、涼しいです

アレッ、また兵庫県に入りました

このまま道なりに行っても、一庫ダムに帰れるようです。

帰りはこのまま道なりに帰ればぐるり一周が出来ますね

さて、ケーブルカー駅に到着。

アッ、乗りませんよここが妙見山の登り口なのです
ケーブルカーの脇の道から登山道が付いてるので、ここからスタートです
なかなか見通しの良い道が続きます

もう13時なのですがお昼にありつけてないので私だけハイチュウを口に入れて…最近、ハイチュウのじょりんじょりんする食感のがあって↓これは違う昔からのやつ)おいしいんですコレが

林業遺産とやらに出会いました
先程、街道沿いの説明板で見た「一庫炭」の原料となる、クヌギの山🏕

おおよそ800年続いている「台場クヌギ」と言われる特徴のある炭材生産方法。
クヌギを地上1~2mのところで伐採し、その切り口から再生する萌芽枝を育てて8~10年後に萌芽枝を伐採して薪炭にするそうです

⇧確かに、下の部分は大木で、上は数本の枝が出て、目の前に立ってる台場クヌギは⇩夏なので葉が茂ってまた違った樹形です

これ、山の斜面なんですが、下草が刈ってあって等間隔に台場クヌギが植林されてるのが分かります

8~10年ごとに伐採するので年数の違うクヌギが10か所あり、それで山がパッチワーク状態になるのだそう。
この黒川地区に今でも一軒の菊炭生産者の方がおられるそうです。
昔の炭焼の窯も残っています。

さて、そんな林業遺産の台場クヌギの林を通り抜け、大堂越を目指します。


台場クヌギを見て、15分ほどで山の中の交差点「大堂越」に到着。
ここからはつづら折れの道を登り、

リフトが見えてきました。妙見山の頂上まではケーブルカーと更にリフトに乗らないと来れません。
展望台に上ると西に六甲山が見えてます👀

で、ここには何があるのやら
日蓮宗のお寺がありました。(興味がないのでちょいと興冷め…)
キラキラ光る青色のしっぽのニホントカゲです爬虫類は苦手ですがきれいな色なので遠目からパシャリ📸

「ブナ林」の案内があるので更に登ります。日本のブナ林は1000m以上で生育しているのが通常だけど、ここ妙見山のブナ林は660mという比較的低いところで生育しているのが珍しいんだとか。幹周り2mもあるブナの木が100本もあるそう

きっと立ち入り禁止区域内なんだと思われます

何やら怪しげな建物がありました中には入れそうにはありません。

一応、山に登ったのでやけに案内される三角点にも行きました。
車で上ってこれる、茶屋のある駐車場の方に行くと…

感動したことが1つ
兵庫県の「近畿自然歩道の起点」にいるらしい

思いがけず、そんなところがここにあるとはつゆ知らず
ここは大阪府の自然歩道との連絡口
(なぁんてことを言うと、じゃあ西の端、岡山県とつながる終点にも…と好奇心をくすぐられますまたいつか

近畿自然歩道は各地に点在する寺院や名所などの歴史資源を巡れるように元々存在する道を利用して自然や歴史に触れ合える「みち」なのです⇩
(里山の中の険しく激しい道のほうが多い気もしますが…

兵庫県内の4つあるうちの「山陽路ルート」(黄緑)の右の端に今居ます
山陽路ルートは私達の生活圏内、日頃の活動範囲にたびたび登場する近畿自然歩道なので、その「起点」と言われると二人してメチャメチャ感動
ここを通り、下のリフト乗り場に行ってみる。ケーブルカーを下りて、歩いてここに来て、リフトに乗って先程の山頂に行くようです。

ここに下りて来てもさほど何もなく…冷たい水で顔を洗ってさぁ、帰路へ。リフト乗り場まで下りたもんだから、また、上ってから登山道へ
しかし、帰りは想像以上に速かった大堂越まで10分

ここからは来た道を下るだけなので割愛

ケーブルカー駅まで20分で下山あとは一庫ダムの駐車場を目指します

知明湖キャンプ場のそばを通り、ダム湖周囲の道路

やっと見えてきました、アーチ橋

ひたすら、道路は辛かったですが

ケーブルカー駅から約一時間、ようやく帰ってこれました


今日もたくさん初めてに出会えたし、途中、道を間違えたけど、そのおかげで頭の中の地図もつながったし、一庫炭やブナ林も勉強できたので十分満足な散策が出来ました

最後までお付き合いありがとうございました



















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