幽玄洞を見たので仙台を目指します…
途中で、一晩お世話になるし夕飯になにか…どうせ買い物するなら被災地に少しでも… そんな小さな事しかできないけどそんな思いで気仙沼に行きました。
山側から行ったので 住宅や お店も大丈夫だったので、ほっとしていましたが路地を曲がると そこはまるで工事現場のようでした。遠くまで見渡せる 被災地でした。工事車両が 忙しく動き復興をみんなが願い働いているのでした。鮮魚店も見当たらず ウロウロ走っていたら ようやく魚を売っていそうな ショッピングセンター？を見つけました。そこの売り場で働く女性と 話しをしました。彼女は何時ものように 津波が大した事ないと思っていたら たちまち街が津波に飲み込まれ あっと言う間に腰まで水が来たと言う。それから彼女は一目散に屋上へ駈け上がり助かったと…あと２メートル位水が上がったら 駄目だったかも…と。彼女の実家は川沿いにあったそうで船が入り込みぶつかり倒壊したそうです。友達も車で逃げたらしく一人友達を失ってしまったと… 涙を浮かばせてました。
目の前は重油が流れて爆発し恐怖で震えが止まらなかったそうです。今 一年が過ぎ ようやく気持ちも落ち着き平常心に戻りつつあるようですが ついこの前まで職場に来るまでの道も 思い出すから辛いと話してました。『頑張って！』と言う 皆の声が嬉しいと 明るい声で言ってくれたので 救われた気持ちになりました。 頑張って欲しいと思います！ フォト・消えてしまった街を…
