自動車整備士の日常

リアショックアブソーバー交換


自社の、本社部長車両、トヨタ、クラウンです。


以前、リア右ホイール取り付けボルトを交換した際、リアのショックアブソーバーからのオイル漏れが有り、部品が入荷されましたので作業に入ります(^^;)
前回もこの場所でこの様な画像を撮ったような・・・・(゚Д゚;)


この部品ですね。左右ともオイル漏れが有りましたので(^^;)


タイヤを外して車両を上げてみますと・・・・(゚Д゚;)
左リア。結構オイルがシミ出ていますね💦


こちらは、右リア(;゚Д゚)シミ出ていますね。


さっそく交換作業に行きましょう(^^;)


まず、ストラット式サスペンションの上部の取り付け部から外して行きます。
「いきなりなぜ上から?落ちないの?」と思われる方もいるとは思いますが、その構造は後程(^^;)

で、トランク内からですので、まず内張りを外して行きますね(^^;)
部長失礼します(^^;)
トランク内整頓されてますね(^^;)

まず、下側のパネルを外して、次に、上側のパネルを外すと後部座席の背もたれ部から下にかけて丸ごと外れるんです(^^;)


そして、左右のパネルを外すとこんな感じ(^^;)
鉄板むき出しです。左右の黒い部分がストラット式サスペンションの取り付け部ですね。

右側の取り付け部。



左側の取り付け部。ん?なんかおかしくないですか?(゚Д゚;)
シミの様な汚れが出ていますね・・・(;゚Д゚)


キャップを外してみると(゚Д゚;)
ナットの所に汚れが・・・。


左リア、オイル漏れがかなり進んでますね(゚Д゚;)
この様にオイルが出るのは珍しいかもです。



ドンドン進めて行きましょう(^^;)
左右同時進行で進めていきます。ナットを外して。


今度は下から。

ロア、アームを外して。


ストラット落ちてないですよね(^^;)
まだ、ぶら下がってます。



ここの部分で支えられているんです。だから落ちないんです。
ここを外すと・・・・。


はい、外れました。
意外と親切設計(^^;)


左右とも外れてます。


左のショックアブソーバーの漏れ方がひどいです(゚Д゚;)


右は左ほどではないですが、交換時期ですね。


自社で使っているスプリングコンプレッサーと言う工具。
結構頑丈な工具です。この位でないとスプリングに負けてしまいますから(^^;)


進めましょうね(笑)


こんな感じに取り付けて。
☆ちなみに作業は慎重にですよ。ケガじゃすまない事になりますから(゚Д゚;)



必ず横にして作業するんです。万が一外れても自分の方になるべく来ない様にする為に。
☆危険ですのでご自分でやらずに、作業は自動車整備士に任せましょう(^^;)


古いのを外して


新しいのを付けて



こんな感じで完成(^^;)
同じ工程でもう片方も交換。


終わりました(^^;)


すでに付いちゃってます(^^;)


右側。まだ、借り付けですが。


左側。


右側。1Gでの取り付け後。


左側。こちらも、1Gでの取り付け後。


交換したショックアブソーバー。ご苦労様でした(^^;)


後は、復元ですのでサクサクと行きます(^^;)

ナットを付けて・・・・(^^;)


トランク内のパネルを付けて・・・(^^;)


トランク内作業終了ですね(^^;)


車体を上げて、インナーフェンダーを締め付けて・・・・(^^;)


タイヤを付けようとした時に・・・ふと・・・(゚Д゚;)


ブレーキパッドがかなり減っているんです(;゚Д゚)
約3㎜ぐらいでしょうか・・・(゚Д゚;)
もうすぐ車検ですのでその時に交換ですね(^^;)


タイヤを付けて終了です。


走行テストをしましたが、交換前の走行中嫌な異音が消えて本来のクラウンの静けさと快適さがもどって来たように感じます。
乗るとすぐに分かるかと思いますよ(^^;)


作業は地域の信頼のおける自動車屋さんでしてもらいましょうね(^^;)



また、よろしくお願いします。



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