『努力のセンス』

「指圧、整体好きじゃない」って本音トーク暴言を吐いたのはつい先日。

自他とも認める「逃げ」だった。出来ないから、やりたくない。（もう私には絶対出来ないよぉ）って諦めてしまうほうが楽だもの。
でも容赦なく特訓は続き、何だかみんな文句も言わず朝早く来てくれたり夜残ってくれたり。（出来ません）って言えなかった。

今は私自身が上達したいより、みんなの努力に報いたい一心になってしまった。
初めて体の声に耳をすました。同じ人でも昨日と今日では懲り方、張り方が全く違う。いつも同じ施術は通用しない。「生きもの」なんだ…と改めて実感。

店長に思い切って聞いてみた。「今月中に私はデビューできなければクビですよね？」って。

そしたら「あれはメンタルな面の話ですよ！技術が伴わなくても将来性と人間性を重視します。PURITYさんは将来の目標をお持ちなので、だったら生半可な技術を得るのではなく、みっちり叩きこんでほしい。僕は技術に対して、すごく厳しいです。今出来ないのは当たり前。でも『覚悟』を持ってやっていってもらいたい。『覚悟』のない人には教えない。クビにするなら、こんな特訓やめてますよ！」って言ってくれた。（←だったら前回、派遣登録料が高いとかいうなーっ！）

私が「妄想」を繰り返し描いている夢は大変な事なんだ。「努力のセンス』って言うのは『諦めないこと』なんだ…きっと。

「逃げない」って決めた時から、何かが出来るのかも知れない。

なんて、思ってしまった。しかし「休みがない」「給料少ない」「重労働」様々な文句も言うだろうな。

それでも、やっていくだろうな…