図書館でお借りした本が優先となり、ずっとKindleに積読されていた
原田マハ氏の「リボルバー」読み終えました✨
ゴッホとゴーギャン、お互いに影響を与えあい、ふたりの関係を『友情』と言うにはキレイすぎて、『因縁』『歪んだ』『嫉妬』『確執』『苦悩』『孤独』など暗めな言葉が浮かんできます。
生存中は売れない画家で、亡くなった後に、世界中の人々がゴッホやゴーギャンの絵画を見に美術館へ通い、オークションでは超高額の値がつけられる。
もし、あの世から現代を見ることができるなら目をまんまるにして😳驚いてるだろうな。
なんせ、ゴッホ人形まであるのだから。笑
美術にうとい私でも、さすがにゴッホやゴーギャンのことは知っているけれど、
ゴッホ耳ちょん切り事件、リボルバーで自殺(?)は恥ずかしながら知りませんでした💦
ゴーギャンは南国(タヒチ)が好きなんだなぁと思ってたくらい💧
そして、この小説に出てくる絵画を以前、パリ旅行した時にオルセー美術館で写真におさめていました。
本を読みながら、写真を眺める。笑
好きだなぁと思った絵と絵葉書
(オルセーでは撮影OKでした)
⬆️模写してる人まで。笑
この旅行で、数々の「芸術」を見たときに
『わたし、今 すごいものを見てるのだと思う。でも、その本当のすごさがわからない😂』
と思ったのを今でも覚えてます。
『あ!これ美術の教科書に載ってたかも』と、知識ナシ子でぽわーんと見ていたのは、ホント勿体なさすぎでした💧
その画家さん方の生き様や背景を知っていたら感動も何倍、何十倍になっていただろうに。。。
この小説は史実に基づくフィクションで、キュレーターでもある原田氏の学びや知識や体験が詰まっていて、読みごたえがありました。
誰か引き金を引いたのか?
自殺か他殺か?
それは
事実か想像か?
ゴッホが亡くなって130年以上、、
37才の若さで亡くなったのですね😢
ゴッホの死に様は、せつなさが残ります。
あぁ、、さらに、もう一度パリへ行きたくなりました!
ルーブル、オルセー美術館、モネの庭、パリの街を歩きたい。
その時までに、少なくとも原田マハ氏のアート小説を読破しよう。笑
それにしても
原田氏は、小説家としても幅広く、アートや映画、様々な職種、旅を描いていて多才だな、と思います。
取材力もハンパないのかな?
いつも物語に引きこまれる、好きな作家さんのひとりです♡