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世界と私

THE X-MAN FILE Q を読んだ

YouTuberであるJOSTARさんと元FBI特別捜査官のジョン・デソーザさんのコラボ本。ジョン・デソーザさんはあの米テレビ番組「X-ファイル」のモデルになった方です。元FBI捜査官とYouTuberの組み合わせは異色であり、これまでになかった試みの本ですが、その内容はゲストの方のジョン・デソーザさんへの鋭い質問を含めて期待を裏切らない面白さでした。

JOSTARさんのYouTubeチャンネルは時々見ています。配信内容は即興的で、まさにエンターティナーといった感じでとても楽しめます。私もファンの一人です。彼が語る内容がジョン・デソーザさんの立ち位置と似ており、異色のコンビのようで、ぴったり合っているという気がしますね。これからは業種が違えど合う人は会っていくのかも知れません。

「X-ファイル」は媒体がDVDに変わる前、ビデオテープの頃、ビデオデッキでほとんど全巻見ていました。当時、非常にわくわくしながら観ていたのを思い出します。というのは、昔UFOや幽霊を観たことがあったので、ドラマのストーリーについてはフィクションのようでフィクションでないのかもしれないとは思っていました。

本の内容で特に興味深かったのは「フラットアース説」について書かれた部分です。現在ネットで何故か「フラットアース説」がよく見受けられるので、地球は丸いと信じて疑わなかった私ですが、少し考え込んでしまっています。ちなみにこの本では地球は球体だと明言されていますね。

特に最近思うのは、情報は操作されていると言うことですね。この本にあるように何が真実かを見極めるのは自分自身。/「The truth is out there」真実はそこにある/だと思います。見えていないだけ。私達は多次元的にとらえられるようになれるでしょうか。

「Q」について。「Q」を知ったのは多くの人がそうであったように2020年の米大統領選挙のころです。実際には「Q」は匿名の人物によるネット上の簡略化された英文と数字なので、英語が苦手な私にはちんぷんかんぷんでした。よくわからないというのが正直な感想です。そこで、Qアノンと称する人々のブログなどを読んだりしました。その意味では私も「Q」から派生する全体像、「Q」ムーブメントに含まれるのかも知れませんね。その総体は肯定的な人や否定的な人を含めて一定数いますので、地政学的にも相応の影響を世界に及ぼしているのは間違いありません。テレビでも取り上げるくらいですからね。ただ、Qアノンの中には熱中するあまり、信者のようになってしまい、依存症の様になっている人が少なからずいることは否定できません。主体を転移していてはそれこそ世界の真実は見えてこないだろうと思います。

現実に起きる事件に沿って、調べれば調べるほど奥が深い「Q」の世界。
世界の命運を握っているのは案外このような世間的にナイナーなムーブメントかも知れませんね。
当分、私の探究は続きそうです。











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