グループホームに勤務させて頂いていると、正月休みもない。年末から、1,2,3日と仕事だった。利用者さんは、ほとんどが、帰るところがない、あるいは、家族があっても、家族から見放された人たちばかりである。また、家に帰れたとしても、せっかく正月ぐらい、家族、親戚が集まって、水入らずにやってるときに、その中に、認知症の重度の方が、居られたらどうだろうか結局、帰る家があっても、帰ることが出来ず介護の人たちが、面倒を見させて頂いている。
この年末から、3日まで、連続で、あるY氏は、<家に帰る、帰る>と言って、外へ飛び出してしまった。認知症の方々の特徴は、よく<もう帰る、帰る>と、言われるのがほとんどだ。このY氏(80歳)は、自分の家とは、全く逆方向にどんどん進んで行く。私が、同行させて頂くが、国道だから、車が、バンバン行き交う。途中で休みもとられるが、2キロ、3キロ、平気で歩かれる。疲れてきて、足も痛くなってきているので、グループホームに電話をして、迎えにきて貰う。この1週間、これが続いている。2日の雨の日は、すごかった。いつものように、歩いていると、この方が、急に怒り出した。周りから、見れば、2人で喧嘩しているように見える。私は、傘で叩かれるし、蹴飛ばされるし、丁度、そこへ、パトカーが通り、私は、事情を説明させて頂いた。そして、迎えにきてもらった。まあ、毎日がいろんなことが、ありますが、楽しみながら、仕事をさせてもらってます。
お休み中々取れない様ですが、
今年は昨年よりも、寒さが相当厳しいので、
体調にはくれぐれもご注意下さい。
大変なお仕事ですが、その中での受け止め方は、本当に素晴らしいと思います。
私も、愚痴を言わず、感謝の心を育てたいと思いました。
全て自分の為の修行ですね。
今年も共に喜び溢れる修行をと思います。
どうぞよろしくお願い致します。