本日は、いつものお爺さんが、外へ出て行ってしまった。
見つからないように、後を追うのは、本当に疲れる。見つかれば、帰れ！帰れ！と、云われて、蹴られたり、叩かれたりする。
認知症の人が、外へ出ると、大変なことになり兼ねない
だから、隠れながら、後を付けるのは非常に重要になってくる。
今日は、雨が上がったから、まだよかった。
私の勤務させてもらってるところから、本日は、京都では、有名なボーリング場、パチンコ屋さんの信号を曲がった処まで歩かれた。そこで、ご本人さんが足が痛いと、云われたので、タクシーでグループホームへ戻った。
明日は、どうされることやら
寒修行が、本日から、始まった。
ところが私の勤務が早出（７：００）なので、行けそうでもない私の支部の担当は、（日）だ。この日は、お役をさせて頂こう
本日も出勤し、すぐにあるお婆ちゃんを、病院へお連れさせて頂いた。いつもより、元気がなく、一人では歩けない
聞くところによると、癌が、かなり進行して、もう手が付けられない。と、いう。腰をかなり痛がっておられた。
ホームに戻って薬を飲むと少し、痛みが治まったのか眠られた。また、あるかたは、昨夜から、便失禁で、布団もかなり汚れ、身体（特に背中）中にまわり、臭いもきつかった。私は、すべて、服、ズボン、下着を脱着させて頂いて、身体中を、拭かせて頂いた。そして、布団、トイレをきれいにさせて頂き、其の方も気持ちよさそうにされていた。
この方は、かなり、認知症もきつく、何をしても、分からない。食べるのも、食事介助は、常である。が、この日は、少し、様子が違ったらしく、私が、其の方の体を綺麗にさせて頂いたあと、大きな声で（自分がわるかったの
ごめんね、ありがとう）て、言われたスタッフの方々もみな、振り向かれた。
わたしも、感動した
スタッフの皆さん方は、この人から、こんな言葉を聞いたことがないと、言われ、泣かれていた。私も涙がこぼれた。こういう感動があるから、この仕事が辞められないと、云われる。また、この方は、部屋にも若い時の写真が飾ってあるが、知る人ぞ知る東映の女優である。
先日のこと、出勤すると、ある一人のおばあちゃんの左腕の様子が少しおかしい施設長に尋ねてみると、夜中に、急に＜帰る＞と、言って外に出て、少しの段差を踏み外し、こけたらしい。それは、その場で済んで夜が明け、朝になると、この人の左腕が、かなり腫れている。私は、タクシーで病院へ、連れて行かせて頂いた。結果、肘の細かい骨が粉々に砕けていた。かなり痛かったはずだ。
我慢されていたのか、痛さを感じなかったのか
おとなしい、おばあちゃんだから言えなかったのか私なら、転げまわる。
こちら側も、利用者さんの心をもっと先に汲み取ってあげなくてはいけないと、痛感させられた。
今年の、元朝参りは、仕事で教会への参拝は、出来なかったので、昨日の宿直が、今年、初めての参拝だった。
道場当番長までやらせて頂き有難い上に、みなさん方に、お会い出来、私の仕事の話を親身になって、聞いて頂いたことが、たいへん嬉しかった。男女問わず、仲間って、イイナ！っと、つくずく思った、1日でした。
本日も、グループホームで仕事をさせて頂いていると、いつもの、Y氏が、おもむろに、一人で、外出してしまった。
ある先輩が、少し離れて、監視しながら、尾行する。2時間経っても、電話がない。＜どこまでも、行ったんだろうか
＞3時間が経って、やっと、迎えに来てほしい！と、電話があった。私が、行った場所より、遠い、Dスーパーまで行っていた。本当に驚いた。
私が、車で迎えに行かせて頂いた。
現在、9人のお世話をさせて頂いてますが、私も、ここにきて少し慣れ、皆さん方は、子供のように、可愛くなってきた。
また、明日は、教会の宿直をやらせて頂き、明くる日は、当番長のお役を頂いている。本当に有難いことである。
