今日は雨が降っていますが、お元気ですか。私は今日病院にいきました、前にもお話しましたが「人工透析」受けていまして週3回通っております、また腰も手術後の経過も良くなく歩くのも少し困難です、そんなわたしの一番の楽しみはハガキ絵を描く事です。
赤べこ
赤べこは会津地方の方言で赤は色でべこは牛のことです、つまり赤い牛という意味です。
由来としては2つあり、1つは約1200年前の大地震で壊れた「会津柳円蔵寺」を修復する時に活躍した牛の中に一番最後まで頑張った赤い牛がいていつまでも「壮健」いられるようにという願いを込めて作られました。
もう一つは「天然痘」から命を守るという願いが込められています、当時は天然痘にかかると死亡率が非常に高く特に子供は回復することが困難で家の中に赤い玩具を置くことで発病を防ぐと「疫病除け」効果があるとされ赤べこを飾るようになった云われてます。
起き上がり小法師
これも会津地方に古くから伝わる郷土玩具で縁起物として伝えられています。
1月10日の初市の縁日に購入し神棚に飾る風習があります。
何度倒しても起き上がることから「七転八起」の精神を持つという願いが込められています。
約400年の歴史があり、江戸初期に会津藩主が冬の間の内職に藩士たちに作らせて正月に売り出したのが始まりと言われています。
前回の「八幡起上がり」にしても「犬張子」にしても全国各地に同じような郷土玩具があります、言い伝えや実際の玩具で広まったと思います、地方地方で同じような形のものがありますが模様や色使いが違っていて何となくロマンがあります、ではまた次回に。