65の見聞録

いろいろ

郷土玩具のハガキ絵Ⅵ

2023-07-18 15:16:10 | ハガキ絵
 とても暑い日が続きますがお体を大切になさってください。
今回の郷土玩具は「ウサギ」を集めました。
私はウサギ年生まれなんです、今年の干支もウサギで年男という訳です。
相変わらず乱れたわたしの机の上です。
ブルーの表紙のような物はマルマンの特厚口はがきサイズの画用紙です、20枚入りで100円(税別)でダイソーで売っています、ダイソーというお店は店内を見ているだけで楽しいです。
福島県三春張子「うさぎ」
私は小さいころ母親に連れられて近くにある神社へよくお参りに行きました。
神社の参道にはいつも出店が出ていましてそこに金華糖の店がありました。
*金華糖とは煮溶かした砂糖を型に流し冷やして固め彩色した糖菓子
母親はめったに屋台のお店では買い物をしないのですが、
金華糖を売っているお店で「ウサギ」糖菓子がありそれを私に買ってくれました。
遠い昔の思い出ですがよく覚えています、物があまりない時代ですので嬉しかったのだと思います。
福島県会津中湯川「こらんしょうさぎ」
青柳守彦さんの作品です。
ハガキ絵にしました。
「こらんしょ」とは福島県の方言で「ようこそ」・「いらっしゃい」という意味です。  
福島県会津中湯川「扇持ちうさぎ」
これも青柳守彦さんの作品です、青柳さんはうさぎの作品が多いように思えます。
福島県会津中湯川「鯰乗りうさぎ」
これは地震除けに作られたものらしいです、文献が少ないので詳しいことが解りません申し訳ありません、けど鯰の表情が面白いので載せました。
秋田県中山人形「まさかりうさぎ」
樋渡徹さんの作品です、まさかりを担いだ人形は数少ないと思います。

夏本番はこれからですお体を大切に。

郷土玩具のハガキ絵Ⅴ

2023-07-02 13:24:42 | ハガキ絵

滋賀県「小幡の太鼓乗り鶏」
小幡人形とは滋賀県近江市の小幡で飛脚業を営んでいた
安兵衛という人物が京都伏見で作られていた伏見人形の製法を習得し小幡に持ち帰り広めたのが始まりとされています。
佐賀県鹿島市「能古見(のごみ)の俵乗り鶏」
日本三大稲荷の一つと言われている、
祐徳稲荷神社の参詣土産として売られた能古見人形、
戦後の世の中を明るくしようと想いで作られた郷土玩具です。
魔除け・開運の人形として広まりました。
能古見人形も他の地方同様にいろいろな種類があります。
福島県三春張子「とっと車」
江戸時代、三春藩主が江戸の人形師を連れて帰り。
人形の製法を農民に習わせ、農閑期に作り、
広めたのが始まりと言われています。
岡山県倉敷市「張子の鶏」
江戸時代の終わり頃、江戸から岡山に張子の木型が伝わり、
それをもとに張子を作るようになり、
それが岡山の張子の始まりと言われています。

郷土玩具は鶏の人形にしても様々な種類があります、一つ一つを見ていると色々な物語が浮かんでくるようで楽しいです。
また次回いろいろと紹介したいと思います。