なおさんブログ

ほぼ水族館
※過去分うみの杜は公開終了※

ありがとう 京急油壺マリンパーク -2021.9-

2021-10-02 17:37:55 | 水族館系

今回で本当に最後となる、油壺マリンパークへ。

イルカ・アシカショーの最後の演目が決まったというニュースを見て、どうしても行きたい・・行かないと後悔しそう・・
と、悩みに悩んで、行くことに(9月頭に行きました)。

油壺マリンパークの姿を(自分用に)残すという意味を込めて、今回は写真多めです。


●●●魚の国●●●
入ってすぐ、天井から吊り下げられたレトロな案内板。

「昔のままの姿で」。

古代から変わらない魚の姿を指しています。

油壺マリンパークも、昔(現在)のままの姿で残せたらよかったのですが、残念でなりません・・。


愛嬌のある顔のシロチョウザメ。


飼育49年、すごい!

手書きの部分、更新されていくのが密かに楽しみでした・・。


静かで、他の水族館にはない雰囲気が好きだった、魚の国。

珍しい魚だけでなく、食卓に並ぶような普通の魚の展示でも、じっくり見たくなる水槽が多いです。




擬態する魚。

優しい光で目に優しい解説版、好きです。


すごく見やすい、マダコ。


水槽が少し高い位置にあるので、底のほうにいる魚も見やすい気がします。


水族館の入り口から奥に進むにつれ、干潟から海、そして海底へと、陸から離れていくような展示(水槽)の流れになっています。


セミエビ、かわいい。


「砂底に住む魚」シンプルな紹介がいいなと。


伊勢エビの王様、大きなニシキエビ。


後ろに人が立って撮影できるスポット。

まるで海中にいるかのような写真が撮れる・・みたいですよ!(セルフでは撮れないので・・たぶんです)


東京湾ダイオウイカ。

身近な場所に、こんな大きなイカがいるなんてビックリ。


バンドウイルカとかの骨。


初代館長が考えたコンセプトが生き続けた水族館。

生き物の魅力を伝えたい!という想いが溢れています。


マンボウも昔、回遊水槽で飼育していたそう。


何度見てもサメとエイの大きさに驚く、回遊水槽。


ノコギリエイ。


●●●みうら自然館●●●
トウキョウサンショウウオ。

へぇ、東京にサンショウウオが。

みうら自然館には、地元の絶滅危惧種が多く飼育されていました。


ニホンイシガメの子ども。

かわうその森にある池で生まれたそう。


身近な川の生き物も。


●●●ペンギン島●●●
キタイワトビペンギン。

みんな、どこに行くのかなぁ。


●●●かわうその森●●●
気持ちよさそうに泳ぐコツメカワウソ。


ゴマじいちゃん、両手で食べてるのカワイイ。


長生きの秘訣?ゴマじいちゃんの運動。


●●●アザラシプール●●●
朝は寝てたけど、起きたら遊びに来てくれたゴマフアザラシ。

エリザベスちゃん?それともピースちゃん?


イルカのジャンボくんと同じく、犬に興味があるみたい。

人間にも寄って来てくれます。

それにしてもカワイイ!


●●●屋内大海洋劇場ファンタジアム●●●
コロナの影響により、事前チケット購入制で1日1回しか見れなかった、イルカ・アシカショー。


劇場感あふれる、赤い扉。


ゴマフアザラシのアカリちゃん、白羽取り出来るようになってる!


息ぴったりのイルカさんたち。


閉館の挨拶。

マリンパークの歴史をペンギンくんが解説。


万感の思い・・涙出そう・・。


ルカンちゃんの練習してきた技を披露。

本当なら今年、ファンタジアム40周年記念公演だった・・はず。

もう一度、ドルフィンホラーショーが見たかった・・。


ショーの最後と言えば、この言葉。
「また皆さまにお会いできる日を楽しみに!それでは皆さん、お元気で!」
また、泣きそう・・。

そして、最後にファンタジアムらしい曲が!(油壺のショーといえば、洋楽のイメージ)
調べたら、ビービー・レクサ(アメリカ)のBeatifulLifeという曲でした。
what a beatiful life(なんて美しい人生)という歌詞が良いなぁ。
この曲を選んだのは、お客さん、生き物たち、そして油壺マリンパークが、輝いた時間を過ごしてきたという意味が含まれてるのかな・・
とか、想像しちゃいました。


●●●特別展●●●
53年の歴史展。


魚そのものの能力を知ってほしいという想い、興味を持ってもらうための創意工夫があったからこそ、現在まで続けてこれたのかと思います。


古くなっても、「モダン」という言葉がぴったりな未来的な建物。

「特徴的な屋上の塔」後ほど出て来ますので、覚えておいてくださいね。


建築中のアルバム。まだ白黒写真の時代・・。

他のページも見たい・・(ガラスケースの中のため、めくれませんでした)。


ファンタジアムが出来る前は、植物園。


オープン当時のパンフレット。

水槽の後ろに立って写真が撮れるスポット、開園当時からあったのはすごい!


教育水槽。

魚の鳴き声??興味が沸くワードがたくさん。


回遊水槽にはマグロやブリも、そしてカマイルカも。


今どきの(他所の)大水槽って水槽は大きいけど、奥行きがあるせいか、生き物が遠くて見えにくくないですか?

この回遊水槽は、魚、シロワニ、ノコギリエイが常に間近で見れるので、現在でもすっごく良いなぁと思います。


へぇー、流れあるから給餌するの大変なんですね・・。


今でも衝撃的・・マリンテレフォン。


アクリルガラスは強くて、長持ち。


え?天井に?マリンビジョン、当時は最先端・・だったと思います。


マグロの輸送。

バンドウイルカの長距離輸送を初めて行ったりと、いろんなことにチャレンジしていたようです。


ライター、キーホルダー、テレフォンカード・・お土産にも歴史を感じます。


回遊水槽にマンボウも!?


ふむふむ、入口のチョウザメ水槽は後から作られたんですね。


ファンタジアムのショープールは横25m、深さ5mとか、ためになる情報が多い当時のパンフ。


●●●魚のショー●●●
扇風機が無くなってるなぁ・・

ん?え?よく見たら、学校じゃなくなってる!

あっ、特徴的な屋上の塔が!

あまりにも自然過ぎて、よく見ないと気が付かない変更ですね。


うわぁ・・全部の水槽がマリンパークになってる!

まさか、ここが変わるとは・・最高(よく来てる人にしか伝わらない変更ですが)!


電気ウナギの館長。

シマシチくんが飼育員さんになって、通勤する・・みたいなストーリー。


お家に帰りましょう。


●●●外の風景●●●
水族館の中心にある、キッズスペース。


生き物の慰霊碑。


魚たち ここに眠る。


昔はレストランだった建物。今は休憩所になっています。


レストラン時代の写真。昭和感が。


そして現在。天気よければ眺め良さそう。




ありがとうフォトスポット。


屋上から見た、ドッグラン。


ペンギンショップ。


たまにしか使われない、なぎさのステージ。

ヒーローショーとかの会場です。


入り口近くのレストラン。


ショップ。


出口付近。


●●●アシカ島●●●
アシカ島のメンバー。

違和感・・ええっ!マリーちゃんは??

聞いたら、怪我して裏で治療中とのこと。

元気ですよーとのことで、一安心。


ごはん待ち、ミナトくん。


ミナトくん、どこに行っても元気でねー!


閉館して建物も壊され無くなってしまうと思うと、なんとも悲しいです。

好きだった、アシカ島、回遊水槽、かわうその森、ペンギン島、ファンタジアム・・。

アシカ島は仙台にいるルーシーちゃんの生まれ故郷なので、無くなるのは寂しい・・。

油壺マリンパークは、人々の思い出に残る、生き物が主役の素晴らしい水族館でした。

それではみなさん、お元気で!(←言ってみたかった)