1999年6月12日、神奈川の京急油壺マリンパーク(2021年に閉館)で生まれた、カリフォルニアアシカのルーシーちゃん。
生後半年ぐらい(たしか・・)で、マリンピア松島水族館へやってきて、東日本大震災の津波被害にあった後、
マリンピア松島水族館の閉館に伴い、2015年に仙台うみの杜水族館へ。
2022年11月4日に亡くなるまで、自分が見てきたのは2015年からの7年間。
これまでを振り返りつつ、写真をピックアップしてみました。
まずは、上の写真は2015年の16歳のときのルーシーちゃん。
毛の色が黒くて若い!
ずっとアシカショーで活躍していたので、この頃には既にベテラン感が漂っていました。
アシカは立つと人ぐらいの身長で、体重も60kg前後あります。
こんなにピンと立ってた?・・と懐かしく感じます。
お正月の凧揚げ・・あらら、引きずってますね(笑)
このときはステージで、次の年は水中を泳いでの凧揚げをやっていました。
バースデー棒を鼻の上でバランス。
誕生日は2016年から毎年行くようにしていて、この日だけ握手写真を買うのが自分の中での恒例となっていました。
日本のカリフォルニアアシカのご長寿最高記録は34歳。
飼育下での寿命は25~30歳と言われているので、23歳は少し早いように感じますが、
今現在、日本で飼育されているアシカで25歳オーバーの個体はかなり少ないため、十分長生きしたと言えると思います。
毎年恒例、クリスマスのハンドベル演奏♪
正確には手ではなくて、吻先(ふんさき)で押してベルを鳴らします。
ルーシーちゃんはハンドベル担当が多かったので、珍しい?おめかししてタンバリン演奏。
タンバリンはノイちゃん担当が多かったかな。
節分の豆撒き。
最初の頃は上手く出来なかったですが・・
最後のほうは上手になっていました。
ルーシーちゃんの倒立は足先までピンとしていて、とても綺麗。
倒立はアシカの技の中でメジャーですが、綺麗さはルーシーちゃんが1番だと思います。
バックヤード、ルーシーちゃんのお部屋前。
近くで見ると、より可愛く見えます。
目が大きくて、落ちちゃいそう。
とても美人な横顔。
女の子って感じがして、かわいい。
目がまん丸。
ルーシーちゃんの兄弟(父親が同じ)は数多くいると思われ、確実なのが、
マリンピア日本海のミサキちゃん、油壺マリンパークにいたミナトくんで、
どちらも、かなりかわいい顔をしています。
頭が良くて、なんでも器用にこなします。
堂々とした姿。
しっかりしていて、技を完璧にやる!と意識しているようなオーラが出ていて、
誇りを持って、ショーをやっているように見えました。
お客さん参加のショーも頑張りました。
雪の日も。
カエルっぽい、正面顔。
見上げる顔・・かわいい。
スレンダーで、スタイル抜群。
あまり太ることもなく、いつもスマートな印象でした。
2020年のお正月。
笑顔。
なぜか、アスカちゃんの匂い嗅いでるところ。
アシカにも性格の違いや、個性があるということを教えてくれました。
他のアシカより前ヒレが大きくて、泳ぐのが大好き。
しっかり自己主張をすることもあり、やりたくないときはプイっとしたり、帰っちゃうことも。
指示が見えないふり、聞こえないふりが上手で、飼育員さんを困らせることも・・。
特に新しく入った人には厳しいイメージが・・。
アシカの耳の紹介。
1日消防署長。
いろんなことをしてきましたね。
2021年の倒立。
2、3年前から、落ち着き具合が増してきた気がします。
真剣な顔。
左ルーシーちゃん、右ノイちゃん。
水中の技も得意で、すごく高く飛ぶことが出来ます。
アシカは水中のほうが本領を発揮できる生き物だと思います。
上品な拍手。
いろんな技が詰め込まれた、ハロウィンのショー。
(音は著作権の関係でフリーのものに置換しています。ミュートで見たほうが良いと思います)。
そうそう、ルーシーちゃんは朝が弱いのか、あくびをすることが多かったです。
2022年4月、ショーに出るのはこの頃が最後。
新しいことを覚えるのが早くて、何でもできる、アシカのエース。
ルーシーちゃん、今までありがとう。
いつも頑張る姿に元気をもらえたし、本当に大好きでした(過去形は変ですね、今でもです!)。