
■大辞林 第三版の解説
しんぞうにけがはえている【心臓に毛が生えている】
きわめてずうずうしく,平然としているさまをいう。
など、いい意味よりは少しだけマイナーな意味の使われ方の方が多い言葉。
…でもちょっとだけ憧れていました( ´艸`)
人の目が激しく気になるチキンなワタシ。
幼馴染とこの前電話で話したとき、初めて「人の目が気になるんだ」と告白したところ
え!アンタ、全然気にしてないのかと思った!(°д°)」
と、マジで驚かれました(笑)
確かに。
周りの目が気になる、人に嫌われるのが怖い、と素直に告白してれば
もっともっと気が楽に生きていけたのかな、とも思うのですが
ほんの小さなプライドが邪魔をし、
人の目を気にしない、
いつも楽しそうな、
前向きな女性。
そう見えるように、装っていたのだと思います。
誰だって、ネガティブな友人よりポジティブな友人の方がイイに決まってますから。
そんな心の奥深くを誰にも話せないまま大人になってしまったワタシは
悩みを打ち明けるのが、とっても下手になっていました。
強く見せたいが故の行動、言動は、結果自分の首を絞めていたという(笑)
40歳になって、もっと気楽に生きていきたいと強く思うようになりました。
■そうするには、一体どうしたらいいか。
弱い自分を見せること。
助けて欲しい時に、助けて欲しいと言えること。
これって出来るようで本当に難しい。
そのためには漠然とした言い方じゃなく、過去の自分、人に言いづらい暗い背景も
併せて告白しなくてはいけません。
今すぐ自分を変えることはできないにしても、心がけることだけはできる。
心臓に毛が生えてる、とイイ意味で言われるような
自分でもそう思えるような、そんなドーンと構えた大人になりたいと思うのです。