私は7歳のときに
記憶喪失になった
原因は歯医者
兄と母は同じ歯医者なのに
私だけ違う歯医者に通ってた
歯医者から帰ってきて
暫くしたら 私が白目で泡を吹いていたらしい
急いで病気へ行って
医者から死ぬかもしれないと言われたらしく
入院した
薬の副作用で幻覚が見えてたみたいで
手に虫が付いてる!とか言ってたみたいだけど覚えてない
歯医者が原因で記憶喪失
歯から菌が入った
その後退院できて
母と一緒にその歯医者に行った記憶がある
封筒を受け取ってた
おそらく金だろう
退院してから勉強が遅れた
1人でトイレに行けなくなった
トイレに行くときは先生に連れて行ってもらった
3年生まで付き添いトイレだった
その頃は空気を読めなかった
友達から無視されてても気づかなかった
気づかないから
無視が終わって普通に話しかけられた
今思えばあれはちょっとしたイジメ
気づかなくてよかった
5年生位からまともに空気を読めるようになった
このこは私の事嫌いなんだろうな
これ嫌味だな
わざと言ってるな
わかるようになった
わかるようになってもどう返せばいいのかわらなくて
変な返ししか出来なかったり
何も言えなかったり
そうなると陽キャ達が怖くなる
特定の子と遊ぶようになった
その子はませてた
文房具屋の階段でただひたすらおしゃべりした
4年生のときにその子に誘われて
テレクラに電話した
お手本を見せてくれた
公園にある公衆電話で
すごくブリッ子な声で話しててドン引きした
待ち合わせをしてほんとに来るか試した
うちらは小学生
その電話口の相手もまさか小学生が電話してるとは思わない
ブランコに乗りながら待った
黄色いおおきな紙袋を持ってるらしい
ブランコに乗ってたら
それらしき男が来た
50代くらい、メガネ、少し禿げてた
私達はブランコに乗ってる
おじさんはキョロキョロして
立ち去った
友達は爆笑してる
おじさん可哀想
次は私が電話する番だけど
ぶりぶりできないから断った
この子とは大人になってから
再会することになる