筆者Q・・・・本日はズバリ面接を突破し採用されるためにはどうすれば良いか、どのように面接に臨むのか、どんな履歴書が理想的か等々お話ししましょう。
Razi・・・そうですね、極端な売り手市場と買い手市場が混在している状況で特定の仕事以外はまだまだ厳しいようです。
筆者Q・・・・福祉関係、土木建築関係、労働条件の悪い工場勤務等は求人が多い一方、他は今でも5~20倍と競争率が高いようですね。
その中でより採用されやすくするにはどうすれば良いか?がテーマとなります。
Razi・・・そこで履歴書、面接ですが、私は(面接はプレゼンテーション・営業だ)と考えます。つまり履歴書、職務経歴書はプレゼン資料です。
企業はモノやサービス、企画を売るわけですが、営業がどのようにしてお客様にアプローチすると契約を取りやすいと思いますか?
筆者Q・・・・やはり一般的にはその商品やサービスの良さや特徴をアピールするのではないでしょうか?
Razi・・・普通そう考えますしもちろん間違いではありません。しかしそれ以上に有効なのは(その商品を購入した後のお客様の生活)や(サービス導入後のイメージ)を伝える事です。
光回線や高速WiFiを例に挙げると、「今のお客様の回線ADSLは2メガですが光にすると50メガです」より「光に変える事によってネットで無料で公開されている映画もテレビ以上の高画質高音質でストレスなく楽しむことが出来るようになりますし、ダウンロードもアッという間に終わりますよ! それに今のテレビはネットに繋げられるので簡単に大きな画面で観られるように出来ます!」の方が(買おう)(導入しよう)という気にさせる事が出来るのです。
ダイエット関連商品も同じで、「体重が12キロ減りました」よりも「タンスに眠っていた9号の服が再び着られる様になった」の方が相手に届きます。
筆者Q・・・・なるほど、これを面接に応用するのですね? つまり企業に先に渡している(履歴書等)がプレゼン資料、(面接)がプレゼン本番。そして面接では自分を採用した後のイメージを上手に伝える必要がある、という事ですね?
Razi・・・その通りです。当然のことですが、その企業が実際のところどのような人材を求めているのか、ホームページで調べたりして見抜かなければなりませんし企業毎に履歴書も違ってきます。
相手は提出資料を見て質問をしてきますので、自分にとって都合のよい、自分のアピールにつながる質問をしてもらえる様な書類作りをしなければなりません。
筆者Q・・・・それはなかなか難しそうですねえ。
Razi・・・例えば(先輩のある言葉をヒントに自分なりの営業マニュアルを作り、それによって営業成績を一気に伸ばす事が出来た)とあれば誰でもそれはどんな言葉でどんなマニュアルだったのか聞きたくなるでしょ? また(この人は自分で工夫をして仕事に取り組む、人間関係も良好)と印象付ける事も出来るでしょう?
また趣味や仕事以外の自分もしっかり打ち出しましょう。そこでの人間関係で成長出来た点、仕事に有利にはたらいた点等々いくらでも興味を持ってもらえるネタはあるものです。
筆者Q・・・・そういう事ですね。ところで最近ではジョブカードというものが重要になってきてますが、これについてはどうでしょう?
Razi・・・自己分析・自己承認する意味でも絶対に必要です。自分の強み弱みを知り、弱みを今後の課題にするためにもじっくり時間をかけ真面目に取り組むといいと思います。
フェイスブックでもそちらに詳しい訓練校の講師の方が頻繁にアップしています、ジョブカードの歴史を把握し理解することをお勧めします。
筆者Q・・・・面接時の注意事項やこれから就職を目指す人達に最後に何かありますか?
Razi・・・恰好つける必要も飾る必要もありません。ありのままで構いません、何より競争率がある限り落ちる方が普通です。しかしあなたを必要としている企業は必ずあります、どのタイミングでそれと出会うかというだけです。何社目の企業でも同じ姿勢で臨んで下さい。
筆者Q・・・・これに関してはまたテーマにしても良さそうですね。
就職を目指しているあなた粘り強くあきらめないで頑張ってくださいね。
では、また次回に