夜空に、月と雲の輝く

天気の良かった昼間　職場の大きな窓から見える空に
月は白く高めに浮かんでいた。
ちょうど　銀色の飛行機が通りかかって　月とクロスした。
もう　カメラに納めたくて納めたくて。
（とはいえ　私のカメラ・腕では無理ですが）

２３時ごろ、筑波大から帰宅する車の
フロントガラス越しに
綺麗な・・・
夢のように信じられないくらい綺麗な夜空が。

こちらも　昼間に負けず劣らず
カメラに納めたくて納めたくて。
（本当に無理ですが）

地上は暗いのに、見上げた空は
月で明るく、雲の姿もはっきり見えるほどで。
☆もぽつんと光を放っていた。


自分の市に近づいた　ある地点にて
デジャブな光景が　突然目の前に現れた。
そうだ。
この光景は　数ヶ月前に見た夢の風景にそっくりだ。

その夢とは　私はアメリカにいて。
立っている場所は　何もない地域の道路際。
しかし　少し先に目をやると
今たっている場所と　時代が違うのではと思うほど
都会的で　ビル群の明かりが輝いていた。

ビルの数が少ないだけで
本当にそれとそっくりの情景。
不思議だ。


帰宅して急いで夜空を見上げた。写真を撮るために。
初めて　☆がたくさん煌いているのに気付いた。
首を巡らせて　探してみる。

あった！　オリオン座！
いくつかの星座たち！

写真を撮ったけれど
シャッターを押す前には　ちゃんと雲も写るのに
シャッターを切った途端、月しか写らない。
輝く不思議色の雲は　写らない。
こんな時は　心から　いいカメラがほしくなる。