もう6月ですね。一年も折り返し地点に来ました。
でも,学校は4月始まりなのでまだ2ヶ月しか経っていないんだよね。
今,勤務する学校では倫理と現代社会を教えています。
倫理では,ギリシア哲学にはいりソクラテス・プラトン・アリストテレスといったギリシアの三哲の思想を勉強しているんだけど・・・生徒があんまり興味をもってない。
まぁ,興味をもてッ!っていうのがどだい無理かもしれないけど,そこは教師の力量で興味を持たせるような授業展開が必要だと思う。
現状,いい授業展開ができているかというと全く出来ていないし,それは生徒の反応を見ていたらありありとわかる。
はじめは「今日はどんな授業なんだろう」とおもって受けてても,だんだんカックンコックンとウトウトする生徒が出てくる始末・・・・。
ソクラテスって,クサンティッペって奥さんから水かけられたんよ~等,ちょっとまぬけなエピソードを紹介しつつ,「無知の知」とか「魂への配慮」とか重要事項を説明していくんだけど・・・。
正直,私自身,よくわかっていない事柄をわかりやすく教えるってすごく難しい。
倫理って教科の特徴からいって,知識を教えるだけじゃつまらんしすごく無味乾燥なものになってしまう。
できるだけ,生徒に「どうおもう?」って聞いて意見をださせながら,キャッチボールしながらやっていく(言語活動の充実)ことが大事だとおもってはいるんだけど・・・。
これが難しい・・・。
ノリの良いクラスと悪いクラス?(発問の仕方が悪いのか!?)とで,授業中の反応がぜんぜん違うし。
やっぱり難しい・・・。
で,今日はソクラテスについて授業をしたんだけど・・・。
う~ん,「無知の知」はわかってはいるだろうけど「魂への配慮」「善く生きる」って説明を始める段になると・・・ポカーンとしちゃってた。
説明の仕方がわるいからなんだけどね。
わかりやすくておもしろい授業ができたらなぁ~と思う日々です。