花見の自粛はダメ！！

東日本大震災が起こってから、日本全国が喪に服するかのような「自粛」ムードが漂っている・・・。たしかに１０００年に１度といわれるほどのダメージを東北地方は負った。住み慣れた家や日常の景色がアッという間に津波にのまれてしまって、愛する人を亡くした人が多い。今なお避難を余儀なくされ、いつ以前の生活に戻れるかわからない状態を送る人が１８万人以上に上っている。

そして、震災の影響は東北だけにとどまらない。
東京電力が管轄する地域全域で、「計画停電」が行われ市民生活に思いがけない影響が出ているし、東北にあったメーカーの部品工場が被災したため日本はおろか世界中の製産業が生産休止に陥るなど思いもかけない影響が及んでいる。

こうした状況を鑑みると、「自粛」ムードは避けられないのもわかる。
セ・リーグの開幕をめぐってひと悶着あったし、当然、開幕を延期するという判断するべきだった（決断がものすごく遅かったけれども・・・）

そして、石原都知事が「花見を自粛しよう」と呼びかけている。
「桜の木の下で、カラオケ歌って酒を飲むなんて言語道断」らしい・・・。

でも、いつまで「自粛」するの？？？

ふだん通りの生活をすることで、ボクたちが消費活動をする。
そうすると、企業にお金が入る。企業にお金が入れば、それを元手にして企業は生産活動を活発にできる。そして労働者にお金が回って、消費される。めぐりめぐって利益の一部が被災者のもとへ届けられる。

「自粛」してたら何時まで経っても被災地域の復興なんてできないんじゃないかな！？

だから花見をして、岩手をはじめ東北地方の酒（日本酒）を心行くまで飲むことも、復興にむけての支援になるはず！せっかく酒蔵の杜氏が丹精込めてつくったお酒が市場に出るようになっているんだから、どんどん呑もうじゃないか！

「消費して支える！」
岩手・茨城・福島・秋田で生産されたものを、積極的に買って農家・漁師・酒蔵の方を応援しよう！

まずは日本酒”南部美人”を呑もうと思う（＾－＾）




被災地岩手から「お花見」のお願い　【南部美人】