リーゼント矢板(やいた)の【学ラン22年組】

リーゼント・学ラン・モノづくりのブログ

【100人のアートハウスへの道】 その3 〜シリコン型取り〜

2021-03-13 | 制作過程
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2020年現在)リーゼント矢板(やいた)です。


【100人のアートハウスへの道

大阪にある一戸建ての貸別荘タイプの宿泊施設で、その宿泊施設を100人のアーティストの作品で彩るという企画への出展作品の制作過程です。


原型の形を整えたました。
次はいよいよシリコンで型取りをしていきます。


シリコンを塞きとめる為に、油粘土で周囲に壁を作ります。





シリコンを細い糸状にして垂らします。原型の頂点部分から、自然と重力で広がっていくように広げます。



いつもは旭化成のシリコンワッカーを使用するのですが、価格・粘度・伸び率を比較して、今回初めて使ってみたシリコン⬇︎。
 旭化成のシリコンより少し粘度高めで流れにくい印象。
(硬化後は旭化成のシリコンより柔らかく伸びが良い印象でした。)


原型の細かい隙間へはエアブラシを使って空気を当ててシリコンを送り込み、空気を抜きます。
 

全体に薄く一層シリコンで覆ったら、ガーゼを全体に張り込んでいきます。



ガーゼを張り込んでいくことで、シリコンの型が出来上がった時に、破けたり引き裂けるのを防ぐことが出来ます。(その代わり、シリコンの「伸び」は失われてしまいます。)


さらにガーゼの上からシリコンを流していきます。




念の為、さらにガーゼを敷き詰め、また上からシリコンを流していきます。


シリコン一層目→ガーゼ一層目↙︎
シリコン二層目→ガーゼ二層目


シリコン三層目が終わったら、過去に作った古いシリコン型を刻んで作ったブロックを各所に埋めていきます。この後、シリコンの型くずれ防止のため、樹脂のバックアップを作るのですが、このブロックがあると、シリコン型と樹脂のバックアップがズレないです。



少しシリコンが余ったので、シリコンのブロックを固定する為、ブロックの上にコーティングしました。

最初のガーゼは、一層目のシリコンが硬化した後に改めてシリコン層を流してから敷き詰めれば良かったかな?と思いました。
慌てて、一層目が硬化する前に敷き詰めたので、ガーゼが沈んで原型に近づいて触れてしまったら、型の表面にガーゼの模様が出てしまっているかも。。。

こういう作業は時間との勝負の部分があったり、意外とセッカチで作業が楽しいと待てずにどんどん作業を進めたくなっちゃうんですよね〜。


次回は、樹脂でバックアップを作る準備に入ります。



つづく。。。




【告知】
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2021年3月13日(土)〜4月11日(日)まで。

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このプロジェクトはコロナの影響で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、逆に盛り上げていこう!という企画。
クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストの作品のTシャツがお礼としてもらえたりします。4月頃にクラウドファンディング開始の予定とのことで、詳しくは下記のリンクをご覧になってください。
進展状況、参加アーティストはInstagramから発信していくようです。
Instagram @wayout_202




次回も⚡️夜露死苦⚡️
 
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