彩然

日々徒然。

コーヒー

2022-11-07 17:43:43 | 日記

毎日のようにコーヒーを淹れて飲む。
もともと朝が弱いので、ストレッチとコーヒーは日課のようにしてしまった。
缶コーヒーやインスタントより粉から淹れた方が安くて美味しいだろうと思っているのだけど、毎日ばらつきがあることも否めない。
身体の事を考えると毎日ではない方が良いのかも知れないと思い休む時もあるのにいつの間にかまた再開しているので習慣になってしまっているようだ。

今日はコーヒーを切らしたのでいつものお店に自転車を走らせた。
朝は曇っていたはずなのにすっかり晴天になっていて驚く。
山へ撮影に行くべきだったかとやや後悔。
考えてみると霧の出る季節だから朝は曇っているような気がするだけかも知れない。

回り道をして所用を済ませていたらすっかり夕方。
お目当ての店のコーヒーコーナーへ行ってみると「値上げのお知らせ」が掲示されていた。
買い置きのせいか補充を停止しているせいかいつもなら満杯の棚が閑散としている。
一瞬、買い置きしようかとも思ったけど、そもそもお得用サイズなので長期保存で風味が飛んでしまっては美味しくないだろう。

コーヒーだけ持ってレジへ行ってハッとした。
いつもの店員さんではないけど、顔見知り…誰だっけ?と考えたら以前行きつけだったコンビニの店長さんだった。
コンビニを閉めて何年経っただろう。
「おぉ。お久しぶりです。」
軽く挨拶を交わして近所が寂しくなったと四方山話を少しした。
後ろに並んでいる人もいたのでほどほどで切り上げる。
「またよろしくお願いします。」

高齢化が進む地方の田舎町。
仕事を確保することも難しい。

店の外に出ると夕焼けが綺麗だった。

 

 


探しもの

2022-11-06 20:56:00 | 日記
まだ暗いうちに目が覚めた。
日の出が遅い時期だからと言うこともある。

山は秋きのこの季節を迎えている。
午前5時過ぎ。
支度すれば山の頂上まで往復出来る時間だ。
頂上はそろそろ紅葉が終わる季節だろう。



時間的に大丈夫でも体調はどうだろう。
今年は合わない靴で何度も山に登った。
足の爪が内出血してまだ回復していない。
それでも登頂を目的にしなければ大丈夫だろう。

天候を確認すると一日中曇りの予報。
陽が射さないとすると気持ちも乗らない。

最近、山へ登る時はおにぎりを握って持参する。
弁当箱があったはずだから弁当でも良いかもしれない。
ところが、その弁当箱をどこかに片付けたらしい。
見つけられないままになっていた。

ひとまず今日の山登りは見送ることにした。
二度寝しようとしたら外から雨音が聞こえる。
どうやら天候が不安定のようだ。

二度寝から目覚めて散らかしたままの部屋の物を何気なく移動した。
すると段ボール箱の中に弁当箱を見つけた。
見つけてやっとそこにしまったことを思い出す。
必要な時には見当たらないものだ。

そしてまた適当に移動して忘れてしまうのだ。

月あかり

2021-12-19 02:35:00 | 日記
冷え込んで雪が降り、そして積もった。

暗くなってから長靴履いて買い物に出る。

冬至も近い今年最後の満月が東の山から昇っていた。

遠くへ行った人を想う。

同じ満月を見るだろうか。

時は巡る。


忍耐

2021-11-12 01:12:00 | 日記
今まで幾度となく経験して来たことだけど、ただじっと辛抱が必要な時期は楽ではない。
今でなくては出来ないことも見て見ぬ振りしてやり過ごさなくてはならない。
何か変化が起きた時、すぐに動けるように虎視眈々と成り行きを見守る。
例え必要とされていなくても生きなくてはならない。
何が出来るか考える必要があるだろう。
 

2021-04-19 01:14:00 | 日記
もう何年も
いや何十年も路を探して来た気がする

若い頃
レールに乗ったような人生は嫌だった

遠回りしたり見失ったりしながらも
なんとか今日まで生きてきた

人生の幕を下ろすなら
「あぁ楽しかった」と言いたい

今ならそれが言える気がするけれど
ここまで生きてきたんだから
もう少しくらいは生きるんだろう

師は言った
「恥をかいても生きなさい」

プライドも誇りも
とうの昔に置いてきたつもりでいたのに
ほんの小さな欠片を
まだどこかに隠し持っていたらしい

どんなことも死を選ぶよりはマシなんだろう 

もう見つからないかも知れない路の続きを
まだ探そうとしている