時折
不思議な感覚に陥る
以前に経験したことを繰り返しているような
知っているはずのシーンを再生しているような
時系列で並べたら過去のこと
そのはずなのに
初めてのこととして振舞っている
もし初めてでないなら
過去をやり直すチャンスだろうか
そんなはずはない
たしかに過去の出来事のはず
あるはずのものが見当たらず
現在と過去が重なるような感覚
仮に時間が川の流れのように緩急があるとすれば
それを知ることはあるのだろうか
生と死が繋がってループしていて
同じ人生を繰り返していたりしないだろうか