君のこと

都合よく思い出して

都合よく忘れている

怒ってないかな

寂しくないかな

呆れているかな

笑ってくれるかな

淡い夢

淡い夢を見る

つかの間の夢だ

衣食住に不安はなく

家族があり

暮らしがあり

仕事があり

仲間があり

友達があり

休息があり

時に野山を巡り

時に海を眺め

四季折々の日々を過ごせたなら

幸せな人生だろう

叶わね夢を追いかけて

必要な生活を後回しにしてきた

生き方に後悔しているわけではない

いつも一生懸命だったから

きっと夢を追いかけなくとも

手に入らなかったのだろう