彩然

日々徒然。

季節

2021-02-22 01:28:00 | 日記
青春とか恋というものが幻想だったとしても、そういう季節が過ごしてみたかった。

憧ればかり先走りすぎて片想いはたくさんしてきた。
惚れっぽいのかもしれない。
けれど、それはいつも片想いだったから、友達として仲の良い人はいたとしても、両想いの恋として実ることはなかった。

だからまだどこかで憧れている。

そういう思い出があるかないかで人生の満足感は違うのではないだろうか。

孤独

2021-02-21 00:39:00 | 日記
人はひとりで生まれて
ひとりで死んで行くと言う

けれど
あとを任せる人がいないと言うのは
なんと寂しいことだろう

頑張ればいつか報われるなんて
遠い時代の幻想か

思い半ばでも人生は終わる

必要なものを揃えていたはずなのに
全てが不要なものとなる日がやってくる

物欲のなんと儚いことか

子供の頃に思い描いたことは
思いがけないことで実現したけど
だからどうだと言うのだろう

犠牲にしてきたことの大きさと
迷惑をかけてきたことの大きさに
押しつぶされそうになる

けれど
自分を欺き
押し殺したままでは
生きることは出来なかった

明るい未来はもう来ないとすれば
何に向かって歩こうか

孤独に幕を下ろす
その日まで

淡々

2021-02-13 01:30:00 | 日記
若き時代はいつ日か
遠い昔へ遠ざかる

何を為すべきか
どこへ行くべきか

迷ううちに朽ちてゆく

焦燥感も情熱も冷めたのか
踏み出す歩みもおぼつかず

夢は果てたか果たしたか
幕を下ろすはまだ少し

かすかな光の刺す道を
探して彷徨う霧の中

旧正月

2021-02-12 00:40:00 | 日記
そういえば夢を見た。

新月の影響かなかなか寝つけない夜を過ごしていた。
割とハッキリした夢を見たのは朝方だったろうか。

何人かの人と挨拶を交わしていた。
その中に紳士的で明朗で信頼を置けそうな人がいた。
ヒゲを蓄え、メガネをしてしていたような気がする。

初対面なので名刺交換でも…と思ったのに手持ちがなかった。
そんなことは気に留めないかのようにその人の名刺を渡された。

夢はそこまでしか覚えていない。

折しも旧正月…何か新しいことの前触れだろうか。

新月

2021-02-11 01:37:41 | 日記
眠れないな…と思ったら明日は新月。
新月や満月の近い夜は眠れないことが多い。
とりとめもなくネガティブなことを考えて眠りの淵から浮かび上がってしまう。

人生は思うようにいかないものだけど、もう少し花があってもいいんじゃないだろうか。
降り続く雪で辺り一面が雪原になってしまったかのようだ。
冷たい風と漠然とした不安に身を固くしている。

未来に残された時間はどれくらいあるだろう。
まだ夢を見ることは許されているだろうか。
希望の見出せない日々に生きる意味はあるだろうか。

闇の中でも月は存在し続け、やがてまた光を取り戻すだろう。
その月明かりはこれから先の人生を明るく照らしてくれるだろうか。