釧路駅に着いたら宿にチェックインして荷物を預け、すぐに釧路駅へと戻ります。
そして再び釧網本線に乗り込み、釧路湿原駅を目指します。
釧路湿原駅

釧路駅から20分ほどで釧路湿原駅に到着です。
ログハウス風の立派な駅舎で、中には自販機もありますが、この駅は夏期のみの臨時駅。
ここから歩いて10分ほどのところにある、細岡展望台に行くための駅なんですね。

釧路湿原駅を後にするキハ54。

反対側合を向いたらこんな感じ。
周りに民家はないので、遭難でもしたような気分です。

さて、駅に居ても森しか見えないので、移動しましょう。
まずは駅の裏手の階段を上ります。
あれ? ひょっとして軽い山登り?

と思ったらなんてことはない。
すぐに平らな場所に出ました。
さらに藪の中を歩いていくと、車道に出ます。
このまま左に向かうと細岡ビジターズラウンジがありますが、
そちらはあとで利用するとして、ひとまず細岡展望台へ直行します。

どーん!
これが東京の山手線内とほぼ同じ面積を誇る、日本最大の湿原、釧路湿原です。
純度99.9999%の自然が、視界いっぱいに広がります。
こんな光景、見たことない!

釧路湿原駅では私のほかにひとりしか降りなかったのに、
ここに来たら何人も客が居ました。
みんな車で来てるんですね。
そりゃ北海道を旅するなら、車が一番ですよねえ。
細岡ビジターズラウンジ
夕日に輝く釧路湿原を撮りたいけれど、時間にはちょっと早いので細岡ビジターズラウンジに戻ります。いわゆるビジターセンターで、釧路湿原散策のための情報や、
各種自然写真などが展示され、奥にはカフェも併設されています。

いわゆるログハウスで、中に入ると木のぬくもりを感じます。
ここでコーヒーを飲んで、30分ほど休憩しました。
夕暮れ時の細岡展望台
ビジターズラウンジで時間をつぶしてから、夕焼けを見るために再び細岡展望台へと戻ります。曇りがちなので綺麗な夕陽は見えないだろうなと思いつつ、展望台に登ると……

うーん、雲が厚くていまいち綺麗な絵は見られませんでした。
それでも雲の切れ間から夕陽のこぼれる様子は見られたので、悪くない感じかな。

綺麗な風景写真を撮るのもいいですけど、こうやって観光客と共に撮るのも面白いですね。
そうそう、ここで注意。
夏場の釧路湿原散策の際には、虫除けスプレーなどを持って行きましょう。
夕方の細岡展望台はかなりの数の蚊が飛び交っていて、私以外の観光客はみな蚊と格闘していました。
夕食:くし炉 番小屋
さあ、釧路に戻ったら夕飯です。釧路といえば炉端、ということでくし炉 番小屋さんに行ってみました。

こちらタコザンギ。
タコのさつま揚げみたいなんですが、タコの旨味たっぷりで美味しかった!

カウンターの中には囲炉裏があって、ここで魚介類などを焼いてくれます。
そうそう、入ってみてわかったこと。
炉端のお店って暑いんですね(;´Д`)
囲炉裏の火があるから暑いに決まってるんですが、実際に行ってみて知りました。
まさに百聞は一見に如かず。
そして酔っぱらっていい気分になって店を出たら、8月だというのに外は19℃でした。
店内が暑かったので半袖Tシャツ1枚の格好じゃ当然寒いわけで、慌ててジャケットを羽織りました。
「ああ、北海道に来てるんだな」
と実感した場面でした。
摩周湖・屈斜路湖・釧路湿原と、動き回った4日目でした。
いよいよ明日は最終日、釧路湿原を西へ東へと動き回ります。