黒部ダムツアー2014記事の続きです。
扇沢から立山黒部アルペンルートに入った我々は、宿のある室堂までたどり着きました。

室堂到着。
ターミナルの外は、豪雪地帯でした。

室堂駅は標高2450mの高地にあります。
しかもこの辺りは日本屈指の豪雪地帯。
5月末でも室堂駅の周囲はこんな景色です。

この日の宿である「みくりが池温泉」までは、室堂駅から徒歩15分ほど。
この時期はまだ雪道です。
こう見えて気温は10℃弱、意外と暖かかったですね。

宿に到着。
雪が積もっていますが、それでもところどころにハイマツが見られます。
立山にも春がやってきているのですね。
さて、肝心の雷鳥はというと、実は室堂駅から宿へと歩いている間に見つけちゃいました。

smc PENTAX-DA50-200mm F4-5.6ED WR + K-3
200mm F8 1/640s ISO-100
そしてあまり人を恐れず、悠然としています。
聞くところによると、立山の雷鳥は特に人を恐れない性格なんだそう。
日本三霊山に数えられるほど山岳信仰で有名な立山では、
雷鳥は神の使いとして大切に扱われていました。
なので立山の雷鳥は、人間を恐れないんだそうです。
また、人間の近くに居れば天敵が簡単に近寄ってこないから、
というのも理由の一つなんだとか。

つがいの雷鳥も見られました。
これからが子育てのシーズンですね。

みくりが池付近からの夕日。
ちょうど太陽が隠れるところを捉えられました。
左が大日岳で、右が奥大日岳かな。
これだけ雄大な夕焼けは、山に登らないと見られませんね。
来てよかった。

反対側は夕日に染まる雪山でした。
これも綺麗。

夕食は食堂でいただきます。
献立の豪華さに友人一同びっくり仰天。
まさか標高2500mの山小屋風の宿で、こんなに色々食べられるとは。

そして夜は宿の外に出て、ちょっと星景写真も撮ってみました。
大学では天文研究部の撮影班に居て、ちょくちょく撮ってましたけど、
その頃はまだフィルム一眼レフ(New FM2)でしたね。
デジタルでの撮影はその場で確認できるから便利!
だけど露出がフィルムとは違うので、いまいち良い写真にはなりません……