
錦帯橋を堪能したら、バスで岩国駅までいったん戻ります。
錦帯橋バスターミナルから、運よく「いちすけ号」に乗ることが出来ました。
岩国出身で東芝創設者の1人である藤岡市助博士にちなんで名付けられたものだそう。
外観も内装もレトロで、明治末期~昭和初期に岩国市内を走っていた路面電車をモチーフにして作られたとか。
さて岩国駅に戻ったら、宿のある宇部新川を目指して西へ進みましょう。
岩国~徳島間には瀬戸内海沿いに進む山陽本線だけでなく、内陸部を通る岩徳線も存在します。
短絡線として後から作られた岩徳線の方が距離は短いものの、
全線単線非電化のローカル線ゆえ、山陽本線経由の方が早く到着できるんですよね。

この時はどちらを使っても同じ時刻に新山口に着くダイヤでした。
でも山陽本線のこの区間は4ヶ月前に乗ったばかりなので、
ここはまだ乗ったことの無い岩徳線の方に乗ってみることにしました。

新山口でちょっと散策を入れたら、宇部新川到着が21時近くに。
出雲市を出てから12時間移動というのは、なかなかハードです。

岩徳線のキハ40系。ここも黄色。
ツートンカラーになっているだけマシでしょうか。
岩徳線の感想は、あんまりないかなぁ。
山と田んぼと畑と、ときおり集落といった、よくあるローカル線でした。
徳島からは山陽本線に乗り換えます。
すでに乗ったことがある区間なので、ここもあまり感想はなし。

やはり末期色。

新幹線の停車駅なので、駅前はそれなりに開けています。
おそらくビジネスマン向けなのでしょう。
でも10分も歩けば住宅街です。
夕飯を調達しようかと思ってたけど、どうにもなりませんでした。
新山口からは宇部線に乗り、宇部新川へ。

宇部線の105系。
さすがに20時近いので真っ暗です。
宇部線の感想は……ありませんっ!
日が暮れてから乗り込んだので、当然車窓の風景などさっぱりわかりませんでした。
これって、宇部線に乗ってきたっていえるんですかねぇ(;´~`)

ということで宇部新川に無事に到着です。
宇部新川という駅があること自体、実際に行くことが決まるまでは全く知らなかったです。
ここ宇部新川駅は小野田線の始終着駅で、宇部線もこの駅を始終着とする列車が存在します。
行ってみてわかったことですが、宇部市役所などのある宇部の市街地というは、
山陽本線の宇部駅ではなくこの宇部線の宇部新川駅の周辺なんですね。
以前には宇部新川駅が「宇部駅」の名称だったこともあるとか。
こういう発見があるのも、旅行の楽しみの一つですね。

ホテルにチェックインしたのが21時。
食事どころを探すのももうめんどくさくなる時間です。
結果、夕飯は駅前のラーメン屋で宇部ラーメンになりました。
博多ラーメンっぽいですが、あれよりもあっさりめの味です。
パンチに欠けると言えなくも無いかも?
さあ、明日はいよいよ最終日。
九州に再上陸して門司港を観光し、飛行機の飛び立つ福岡空港へと向かいます。