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伊勢熊野参りをしてきた3 1日目 お伊勢参り

2014-01-12 21:52:16 | 旅行・鉄道

さ、おなかも一杯になったことだし、お伊勢参りをしましょう。



お伊勢参り

「伊勢神宮」とひとくくりに言いますが、実際には「豊受大神宮(通称 外宮)」と「皇大神宮(通称 内宮)」にわかれています。
両宮をお参りする際には、外宮から内宮の順に回るのが慣わしだとか



外宮と内宮は4kmほど離れています。




こちら、遷宮が行われたばかりの外宮正宮。
ぴかぴかの白木です。




こちらは旧正宮。前回の遷宮で建てられたものです。
20年の年季が入っているので、こちらのほうがご利益ありそうな……

2014年3月までは、新旧両方を見ることができます。
その後は解体され、木材として全国の神社に配られるんだとか。




外宮をお参りし終えたら、次は内宮です。
外宮から内宮へは徒歩では1時間以上かかるので、バスに乗るのがベター。
およそ20分ほど、料金は410円です。



内宮の入り口、宇治橋とそのたもとにある鳥居です。
こちらの宇治橋も遷宮の度に20年ごとに架け替えられます。
内と外にある鳥居は、それぞれ内宮と外宮の旧正殿の
棟持柱(むなもちばしら)が用いられているそうです。



そしてこちらが内宮正宮。
祭神は天照大御神。





おはらい町とおかげ横丁

途中のバスで座れたとはいえ、外宮・内宮を2時間ほど歩き回れば疲れます。
内宮を出て、鳥居前町である「おはらい町」でなにか食べることにしましょう。



暮れの忙しい時期ですが、おはらい町は人でごった返してました。
赤福の社長が先頭に立って街並みを整備した結果、70年代には20万人ほどに
落ち込んでいた観光客が、今では300万人にまでなったそう。




冬季限定の赤福ぜんざい。
寒空の下を歩いて冷えた身体が温まる味です。
赤福餅同様にかなり甘いので、苦手な人はご注意を。


 

そしてやっぱり買った「赤福餅」。
数年前には製造日偽装などの問題でゴタゴタしてましたが、
このあたりに来て買わないわけには、ね。





また、おはらい町の中央には江戸末期~明治初期の街並みを再現した「おかげ横丁」もあります。
これは前回1993年の式年遷宮に合わせて作られたもの。



事前に情報誌でその存在は知っていたものの

 「どうせよくある観光客向けの土産物屋通りでしょ」

と思って軽視していたんですが、現地に行ったら想像以上に良い雰囲気でびっくり。
観光地特有の「いやらしさ」があまり感じられないのです。
どうしてかなと考えたところ、商売っ気があまり無いからではないでしょうか。
そもそも伊勢神宮という江戸時代から有名な観光地であり、
また神様の前ということで、商売っ気を出さない・出せないからかもしれません。
今回は長居出来なかったので、次に行ったときはしっかり楽しみたいもの。
おかげ横丁、おすすめです。



ただし注意すべきは、おはらい町のお店の閉店時間の早さです。
16時を過ぎるとぽつぽつと店じまいするお店が増え始め、17時にはほとんどのお店が店を閉めてしまいます。
おはらい町で買い物をするなら、お早めに。





そしてこの日は鳥羽駅まで行き、参宮線を全線完乗して終了です。





2日目は大移動日です。
鳥羽から新宮へと進み、熊野三山のひとつ熊野速玉大社をお参りします。

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