RemのDigitalCaravan

PCにスマートフォン カメラ Cafe アロマ 旅行…
デジタル世界のカオスなキャラバン

南アルプスの女王 仙丈ケ岳に登ってきた 1日目

2017-08-23 18:03:44 | ハイキング・登山


甲斐駒ケ岳山行から3週間。
今度はその南にある山、仙丈ケ岳にも登ってきました。

仙丈ケ岳は南アルプス北部にある山で、標高は3033mあります。
山頂付近には3つのカールをもち、穏やかで雄大な山容は南アルプスの女王と言われるほど。
北沢峠からのアクセスがメジャーなコースです。
今回は車で新宿を早朝に出発し、芦安駐車場からバスに乗り換え広河原、北沢峠と移動しました。
そして北沢峠を13時に出発し、藪沢沿いを登り中腹にある馬の背ヒュッテで一泊。
翌日に仙丈ケ岳山頂に登り、少し南にある大仙丈ケ岳まで足を伸ばした後北沢峠へと降りるコースをとりました。








芦安駐車場バス停。
駐車場の収容台数は600台ありますが、これは8ヶ所の駐車場を合わせた数です。
(詳細は南アルプス市のHP参照
当然バス停に近い場所から埋まっていくので、
到着した10時には坂を下った第六駐車場に案内されました。
バス停まで10分ほど坂道を上る羽目になりました……



芦安駐車場からバスに揺られること1時間。
広河原で北沢峠行きのバスに乗り換えます。
こないだの甲斐駒ケ岳登山の際に訪れているので、スムーズに乗り換えできました。

東京を出るときには曇っていたけれど、広河原では日が差すようになり、
気持ちのいい登山になりそうな予感がしてきました。



定刻通り13時に北沢峠に到着。
こもれび山荘の目の前の登山道から仙丈ケ岳に登るルートもありますが、
今回は最短で馬の背ヒュッテを目指すために大平山荘の方へ回ります。



10分ほど歩いて大平山荘前に到着。
水場で水を汲んだら、いよいよ登山開始です。



大平山荘から1時間ほどは、樹林帯の中を進みます。
水の豊富な南アルプスの原生林なので、道端にはコケやキノコが多くみられました。
ひとりで登っているならたくさん写真に収めたんですが、
今回は5人パーティーだったのであまり足を止めることはできず。



途中の見晴らし台からは、鋸岳が見えました。
岩登りの技術が必要な、難易度の高い山です。
遠めに見ても急な岩場だらけで、登りたいとは思えません(´・ω・`)



樹林帯を抜けると藪沢に出ます。
ここから1時間15分ほど、沢沿いに登っていくのです。
特に危険な個所はないので、じっくり歩いていきましょう。



後ろを振り返ってみると、おお、甲斐駒ケ岳の姿が!
花崗岩でできた白い山頂が目立ちます。
山の団十郎と言われるだけあって、かっこいいなあ。



藪沢には流れ落ちる滝がいくつもあります。
水音を聴きながらの登山というのも、いいものですね。
水辺なので涼しく快適ですし。



段々傾斜がきつくなってきたら、沢を離れて山肌を登っていきます。
15分ほど登れば、馬の背ヒュッテに到着です。



北沢峠から馬の背ヒュッテまで、ちょうど3時間かかりました。
コースタイム×1.1くらいでしょうか。



馬の背ヒュッテの夕飯はカレー。



数種類のスパイスをブレンドしたルーと、
大きなウインナーが特徴です。
3時間の登山でお腹が空いていたので、ペロリとたいらげました。
ちなみにご飯もルーもおかわりOKとのこと。
私はあまり食べる量が多くないので、おかわりしませんでしたが。






さて、この晩は月齢28と新月期でした。
多少ガスが流れては来るものの、よく晴れてくれました。
天の川がくっきりはっきり見られたので、K-3とアストロトレーサーの出番です。

IMGP7677-2

PENTAX K-3 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
ISO1600 F4 150秒アストロトレーサー追尾



7月に買ったDA12-24mmF4を、ようやく星撮りに使うことができました。
んー、ちょっと四隅の流れが気になりますね。
レンズの問題なのか、それとも像面歪曲と追尾の相性なのか。
翌日の登山が控えていたので、21時くらいで撮影をやめてしまったため、
あまり枚数は撮れず。

また次の機会に撮ってみて、探ってみたいところです。








1日目はこれで終了。
2日目は馬の背ヒュッテから仙丈ケ岳山頂を目指し、大仙丈ケ岳までのピストンをしたのちに北沢峠まで戻ります。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 甲斐駒ケ岳に登ってきた | TOP | 南アルプスの女王 仙丈ケ岳... »
最新の画像もっと見る