道の駅うとろ・シリエトクで昼食をとったのち、土産物を物色しながら時間を潰してから、
知床斜里へのバスに乗るためにウトロのバスターミナルに戻ります。
さらば知床
この日はここからバスに乗り、知床斜里へと移動したのち、知床斜里駅15時14分発の釧網本線に乗って川湯温泉まで行きます。

ここで注意すべきは、斜里バス知床線の路線バスではこの列車に乗ることができないというところ。
同じ斜里バスの観光バス、知床浪漫ふれあい号 Cコースでないと間に合わないようになっているのです。
知床浪漫 ふれあい号 Cコース | 斜里バス 知床線 | |
ウトロBT | 14:10 | 14:30 |
↓ | ↓ | |
知床斜里駅 | 15:00 | 15:20 |
釧網本線 釧路方面 | 15:14 | |
釧網本線 釧路方面 | 15:20 |
路線バスでは通らない「希望の丘」を通り、路線バスとの差額は150円。
JA斜里町のにんじんジュースも付いているので、損をするってほどでもないですが、
それでもなんとなくモヤモヤっとしなくもないですね(;´~`)

「希望の丘」。
国道334号から国道244号へと続く、15km以上続く長い直線が見えるところで、
実に北海道らしい景色を見ることができます。
知床斜里から川湯温泉へ
定刻通りに知床斜里駅に着いたので、無事に釧網本線に乗り換えることができました。
乗り遅れたら次の列車は2時間後ですからね。大変です。

釧網本線キハ54形。
1日1便が「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」として走っていて、
川湯温泉駅と摩周駅で足湯に浸かれるよう停車時間を設けてあります。

斜里のセイコーマートで見かけたので買ってみました。
あとで調べてみると、実は90年の歴史があるお菓子なんだとか。

緑駅にて11分の運転停車のスキに、ホームに降りて周りの様子をパシャリ。
こういうことをできるのが、鈍行旅行の楽しみですよね。
川湯温泉駅
列車は定刻通りに川湯温泉駅に到着しました。
この日の移動はこれで終了。

川湯温泉駅の構内には無料の足湯が設けられています。
が、足湯めぐり号のこの駅での停車時間は14分。
靴を脱いで足湯に浸かって、タオルで足を拭いて靴を履いて、そして列車に戻る。
14分というのはなかなかシビアなんじゃないでしょうか。

川湯温泉駅の建物は1936年に建てられた、木造建築。
なかなか可愛らしい建物です。
ここ弟子屈町には御料地があったため、中には貴賓室が設けられています。
現在は無人駅となっていますが、駅の事務室・貴賓室は
喫茶「オーチャードグラス」として利用されています。
せっかくなので入ってみることに。

こちらが店の奥の方にある、旧貴賓室。
ステンドグラスが素敵ですね。

旧事務室である手前の部屋で、ウィンナーコーヒーをいただきました。
という具合で、相変わらずあまり観光らしい観光のできないままに終わった3日目でした。

4日目は摩周湖・屈斜路湖を巡ったのち、釧網本線で釧路へと南下し釧路湿原を見に行きます。