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鳥取・島根を旅してきた その8 3日目 出雲大社周辺から日御碕

2013-09-02 11:48:13 | 旅行・鉄道

古代出雲歴史博物館

出雲そばを食べえたら、出雲大社の隣の島根県立古代出雲歴史博物館に行ってみました。





平安時代には48mもの高さがあったという学説に基づいて作られた、
出雲大社本殿10分の1模型。
1/10スケールでも高さ4.8m、かなりの迫力です。




荒神谷遺跡より出土した国宝の銅剣。
三百本あまりが並べられている様は、圧巻です。




銅鐸もありました。この写真だとなんだか不気味ですね(笑)



旧大社駅


博物館を出た時点では、日御碕行きのバスまではまだ時間がありました。
そこで地図を見てみると「旧大社駅」という文字を発見。
廃線・廃駅巡りの趣味は無いんですが、ちょっと気になったので行ってみました。
そしたら、ずいぶんと立派な駅舎が残っているではないですか!



1990年の大社線の廃線により廃駅となったものの、そっくりそのまま残されており、
2004年に国の重要文化財に指定されています。



外からの見た目もなかなか素敵ですが、中も素晴らしい。
大正浪漫のかほりがします。
貴賓室・二等待合室・三等待合室と分けられているのだそう。

「どうして出雲大社の最寄り駅がこんなに立派で、貴賓室までも備えているのか」

という問いに、今の子ども達は答えられるのでしょうか。
わが国古来の宗教や歴史、伝承などは、もっと伝えていくべきではないのか。
由緒正しき出雲の国に赴くことで、そんな気持ちが自然と湧き上がってきました。




駅舎は優雅ですが、ホームに立つと流石にさびしい風景です。




日御碕灯台へ

旧大社駅を見終えたら、一畑バスの日御碕線で日御碕を目指します。
出雲大社前から20分ほど、運賃は片道480円です。
ちなみに1時間に1本しかないので、時刻表は確認しておきましょう。




この日御碕灯台は、今春に行った足摺岬灯台とは違って、ちゃんと上まで登れます。
で、ここでハプニング。
バス停に到着したのが16時20分で、その段階でガイドブックを広げてみると……
え、日御碕灯台の見学時間は16時30分まで!?
地図を見ると、バス停から灯台までは明らかに距離があります。
慌てて走ること8分ほど、なんとか16時28分に灯台の入口にたどり着きました。
ちょうど居らっしゃった灯台守のおばちゃんに聞いたところ「あと10分くらいは開けとくよー」
とのありがたい言葉をいただき、なんとか日御碕灯台に登ることができました。
わざわざここまで来ておいて、灯台に登れなかったらもったいないですからね。




一見するとごく普通の白い灯台に見えますが、
実は外壁が白い石組、内壁は煉瓦の二重構造という珍しい造りになっています。
世界灯台100選や日本の灯台50選に選ばれており、日本を代表する灯台なんだそう。




地の果て、日御碕。
灯台からは、見渡す限りの日本海。
足摺岬のときも思いましたが、岬めぐりっていいものですね。
鉄道メインの旅行だと、なかなか行きにくいですけれど。
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